都会系SUVの真打ち
ティグアンの全長4460×全幅1810×全高1690mmは、ヴァンガードの全長4570×全幅1815×全高1690mmよりも若干小さい。グレードはトラック&フィールドのみで、直列4気筒2.0LのTSIエンジンを搭載。価格は360万円で、ライバルのBMW X3やランドローバーのフリーランダー2よりも安価な戦略的な設定だ |
ティグアンには、「スポーツ&スタイル」と呼ぶ都会派向け仕様もあるが、まず日本に導入されたのは「トラック&フィールド」。トラックやフィールドとはいっても、都市型SUVであることは間違いない。しかし、イザというときには高い機動力を十分発揮してくれるというモデルで、スキーやキャンプなどの使い方ではなんら不足はない。
印象はゴルフプラス的SUV
SUVといっても泥臭さはない。いまでは残念ながらカタログから落ちたゴルフプラスに似たインパネ。とくにエアコンの吹き出し口やオーディオまわりのデザイン、レイアウトが似ている。これら機能の使い勝手は良好だが、ナビゲーションがオプション扱いなのは少々残念 |
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