5万kmで元がとれる省エネシステム
アイドリングストップ機構付きモデルは、メーター内にストップした積算時間が表示される。アイドル停止時の負荷を考慮して、バッテリーは大型化 |
何だかミラの宣伝みたいになってきました。マイナス材料はないでしょうか?
国沢:
自動アイドリングストップ機構を備える<インテリジェント・パッケージ>というグレードがある。こいつの仕上がりは気になっていた。
新美:
そうでした。でも乗るとけっこう自然な感じです。問題は車両価格の上乗せ分を燃料代の差額でペイ出来るか、です。
信号待ちだけでなく、「一時停止」でもアイドリングはストップする |
アイドリングストップ機構って渋滞の多い場所を移動する人にとっては絶大な効果持つ装備だと思う。停止する時間多ければ多いほど燃料を節約できる。新型ミラの場合、1万km走ると燃料代を約8000円節約出来るのだとか。アイドルストップ機能は8万円(消費税抜き)。補助として財団法人省エネルギーセンターから4万円支給されるから、実質的には4万円で購入可能。
新美:
ということは、5万km走れば元を取れるということですね。
国沢:
3万kmくらいで元取れたら一段と魅力的なのだけれど……。改良の余地もありそう。例えばエンジン停止するタイミング。シビックのハイブリッドみたいに停車した時とエンジン停止が同じタイミングくらいがいいと思う。ミラは完全に停止し、一息置いてエンジン止まる感じ。もう少し早く停止させればさらに燃費を稼げるようになるハズ。
新美:
ユーザーの安全や利便性を考えてのセッティングなのでしょうけど、もう少し燃費方向にセッティングして、かつ3万円以下なら素晴らしいですね。
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