着せ替えできる2代目コペン

ダイハツ・コペン・フロント

コペン・ローブのスリーサイズは全長3395×全幅1475×全高1280mm。価格はCVTが179万8200円で「免税」、MTが181万9800円で、自動車取得税60%、重量税50%の「軽減」になる

ダイハツ・コペンの初代は、2002年の発売なのでじつに12年ぶりの2代目のお出まし。しかも初代は、2012年に生産終了となっていたから一時期「廃番」モデル状態だった。

軽自動車に限らず日本でのスポーツカー、スポーティカーの市場は縮小していて、コペンのライバルは不在。今後はビートの後継筋といえるホンダS660の登場も予想されるが、コペンの開発陣は初代のキープコンセプトではメイン顧客層である「若者に見向きされない」と考えたという。

ダイハツ・新型コペンはいまどきの若者に刺さる!?

ダイハツ・コペン・リヤビュー

先代は丸目のフロントマスクやセクシーなリヤビューが印象的だったが、2代目第一弾となる「コペン・ローブ」はスポーティムード満点で、リヤコンビランプはブーメラン型で独創的。丸目の「第3のデザイン」は来年登場予定

1972年生まれの筆者が免許を取った頃は、スペシャリティカーが多く、新車は無理でも中古の選択肢も多かった。若者が2ドア以外のクルマを乗るのは、親に借りてきた4ドアセダンや5ドアハッチバックというパターンだったわけだ。

しかし、いまではごく一部を除き、初めての愛車がミニバンやSUV、セダン、ドアが4枚以上ある軽自動車という人が多いだろう。スポーツカーや2ドアを買いたくても選択肢が少ないのもあるが。

そこでコペン開発陣は、初代とは違った方向性を打ち出し、「スマホのように着せ替えできるクルマ」を掲げて、内外装脱着機構「DRESS-FORMATION」というコンセプトを具現化。外板を13個の樹脂パーツの集合体として、ボルト締め構造を採用している。

クルマ購入後は、ドレスアップでくらいしかデザインの変更が難しいという固定観念を打開すべく、ユーザーの好みに応じて「着せ替え」できるようにしているのが特徴だ。

次ページは、新型コペンの走りについて