住宅ローン借換えの効果

住宅ローンの借換えで、大きな効果を生み出すことも

住宅ローンの借換えで、大きな効果を生み出すことも

住宅ローンは、店頭金利からの引下げ幅が年々大きくなるなど、より有利な商品が次々と出てきています。また、経済情勢によっては、金利が下がっている場合もあります。ですから、自分が借入したときよりも魅力的な商品が出ていて、悔しく思うこともあるでしょう。

以前は、全期間マイナス0.7%というものが多かったのですが、最近では全期間マイナス1.0%もしくはそれ以上という商品も珍しくありません。

例えば、ローン残高が2,000万円、残り返済期間25年だった場合、

●ずっと金利が3.0%だったら 総返済額 約2,845万円
●ずっと金利が2.7%だったら 総返済額 約2,753万円

と、0.3%の差でも総返済額では100万円近くの差になります。このように、明らかに、今借入れしているものよりも有利であれば、その商品に乗り換えることも可能です。また、変動金利型だったものを固定金利型に換えたいなど金利タイプを変更したい場合や、最近では、残りの返済期間を延ばして毎回の返済額を引き下げるための借換えも可能になってきています。

借換えの仕組み

住宅ローンを新しいものに変えたいと思った場合、今、借入れしている金融機関で借換えをすることはできません。新たな銀行で、今の住宅ローンの残高を借入し、そのお金をもって、従前の住宅ローンを完済することを住宅ローンの借換えといいます。

住宅ローンの借換えは、新規に住宅ローンを借入れするときと手順などはほとんど同じです。ですから、当然審査もあり、年収や健康状態、そして住宅の担保価値などが問われます。書類も申込み書のほか、年収を証明するものや物件の謄本などを取り揃える必要があります。

また、例えば、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と銀行ローンなど複数の住宅ローンを借入れしていた場合には、原則、両方を合わせて借換えをしなくてはならず、どちらか1本だけを借換えすることはできません。

住宅ローンを借換えする際には、費用もかかります。保証料、事務手数料などのほか、抵当権の付け替えも行いますので登記費用も必要となります。一時的にまとまった金額が必要となりますが、この諸費用分も含めて借換えをすることも可能です。

借換えは、このような手続きが必要なため、煩雑に思われがちですが、繰上返済と異なり、手元の資金を大きく減らすことなく効果が期待できるものです。住宅ローン借入後も情報を集め、より有利に住宅ローンを返済することを検討していきましょう。
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