社会人必読!ヘアカラー・髪色の選び方
新社会人、新入社員はとくに、ヘアカラー・髪色選びに悩むところですね
職場で好感を持たれるヘアカラー・髪色選びは、社会人の身だしなみとして気になるところ。とくに入社式を控えた新社会人や新入社員は、ヘアカラー・髪色に悩む方も多いかと思います。職種別のヘアカラー・髪色の基準や、パーソナルカラーの観点をふまえて、自分にふさわしいヘアカラー・髪色を選びましょう!
なお、パーソナルカラーとは、その人の個性や魅力を演出するためのカラーコーディネートの手法です。
ヘアカラーの効果とは
2006年3月、あなたの一票「あなたはヘアカラーをしていますか?」を実施しました。アンケート結果は「染めていない」方が53%と最も多く、「あまり明るくなりすぎない程度に染めている」方が35%、「明るさだけでなく、色みにこだわって染めている」方が10%を占めています。ヘアカラーが身近になる一方で、日本人らしい黒髪の魅力が見直されているようです。
持って生まれた髪の色は、その方の個性を表現するものです。しかし、白髪が出てくると隠したくなるものですし、ヘアカラーでイメージをコントロールすることによって、気持ちが明るく前向きになることもあります。
職場で愛される、社会人のヘアカラー・髪色とは?
職種・企業によっては、企業イメージを向上させる観点から、社員のヘアカラー・髪色について基準を設けることもあります
企業イメージを高めるために、さまざまな企業が、社員のヘアカラー・髪色のあり方を模索しています。ヘアカラーの色は、各メーカーで色名が異なり、同じような色名であっても微妙に差があるため、明快な判断基準を設けることは容易ではありません。
2004年、日本ヘアカラー協会(JHCA)によって、ヘアカラーの明るさの基準となる「JHCAレベルスケール」が開発されました。当初は美容師の勉強用のツールとして開発されたものですが、現在では多くの企業が「JHCAレベルスケール」を採用しています。
具体的な測色値が公表されていないので、この記事の中で色見本を提示することはできませんが、焦げ茶(レベル5)から金色(レベル15)までの11段階が設定されています。
職種別! ヘアカラーの明るさの基準
職種や企業によって、好ましいとされる髪の毛の明るさには違いがあるようです
JHCAでは企業の一般的な推奨レベルを6、7、8レベルと提案しています。具体的に職種別推奨レベル(明るさの上限としての提案)をご紹介します。
- 接客サービス業
女性:7~8レベル/男性:5~6レベル - 事務系
女性:7~9レベル/男性:5~6レベル - 営業職
女性:7~8レベル/男性:4~5レベル - 外回り(ノーネクタイ)
女性:7~10レベル/男性:6~8レベル - クリニック(白衣着用)
女性:6~8レベル/男性:5~6レベル - ブティック
女性:6~13レベル/男性:4~13レベル
職種によってヘアカラーのトーンを選び、明るさを調整することも、職場で愛される秘訣の1つといえるでしょう。
引き続き、JHCAのレベルスケールを採用している企業をご紹介します(2006年情報)。
- 日本航空:6レベルまで認可
- ホテルオークラ(女性のみ):7レベルまで認可
- 三越日本橋本店:7レベルまで許可
- UFJ銀行:7レベルまで認可
- コジマ(女性のみ):8レベルまで認可
- プランタン銀座:10レベルまで認可
パーソナルカラーのタイプ別! 似合うヘアカラー・髪色
ヘアカラーの色選びは、明るさだけでなく、色みも大切です
まずは、パーソナルカラー診断で、どのようなヘアカラーが似合うのか、ご自分の傾向をチェックしましょう。ご自分のタイプがわからない方は、簡易診断をご覧ください。
パーソナルカラーの4つの基本タイプのヘアカラーの特徴をまとめましたので、ご参考になさってくださいね。
- スプリングタイプ…ソフトなオレンジイエロー系の明るいブラウン
- サマータイプ…ピンク系ブラウン、ローズ系ブラウン
- オータムタイプ…ゴールド系の落ち着いたブラウン
- ウィンタータイプ…黄みの少ないレッドブラウン、ダークワイン
※参考文献:日本色彩学会誌 VOLUME28 研究活動報告『講演会 職場のヘアカラーを考える』
※色見本はあくまでも目安です。プラウザやディスプレイなどによって、見え方が異なります。
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ウェブアンケートを活用して、カラーリサーチを実施しています。匿名でご回答いただけますので、ご協力をお願いいたします。アンケートの結果は、今後の記事に活用させていただきます。
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