各機種の導入時の注意事項
機種選定にあたりいろいろと感じたこと、導入にあたり注意したいことがありました。- 接続ユーティリティ類の使い勝手は、Buffalo製のものが一番優れていました。初期設定もノートラブルで安心です。NEC製のユーティリティも声で案内があり良いのですが、途中で一旦ユーティリティが終了し、デスクトップが表示されたあと、再度セットアップが始まる仕様なので、少し不安になりました。
とはいっても、ノートラブルで慣れれば特に問題はありません。PCI製の接続ユーティリティは、ボタン名の表記が英語のままなど、少し扱いづらい面がありました。 - PCI製の親機のWPSボタンを押す際には、少しコツが必要です。たとえば、「2秒以上押してください」と表記があるときは、2秒~2.5秒ほどボタンを押してください。それ以上押し続けると、別のモードに入ってしまいセットアップが失敗します。
またBuffaloやNECと異なり、WPSモード(簡単なセットアップモード)に入ったというLEDの表示がない機種があります。WPSモードに入らないとセットアップに失敗しますので注意してください。 - PCIのGW-MF54G2+GW-USMicroNですが、暗号化を設定したりモードを変更したあとは、一旦親機の電源を抜いて、再度電源を接続する必要があります。この辺りマニュアルに表記が無いので注意してください。
- WPS接続を採用しているコレガ社やPCI社の親機と、ノートパソコン内蔵の無線LAN子機で接続設定を行う際は、簡単なセットアップが利用できず、殆どは手動で接続することになります。
WPS対応の無線LAN子機が内蔵されていれば簡単なセットアップができるのですが、WPS対応子機が内蔵されたノートパソコンは、東芝製ノートパソコンなどほんの一部に限られます。NECやエプソンや富士通やDellといった主要メーカーのノートパソコンや最近勢いのあるMiniノートに内蔵されている無線LAN子機は、WPSに対応していません。