妊活・子作り・妊娠準備/家族計画・二人目の妊娠

どうする?共働きの二人目問題(3ページ目)

共働き夫婦の二人目の出産についてよくお聞きする悩みは、「第一子の育児休暇から職場復帰したばかりなのに、また休むのは会社に気兼ねする」というもの。こんな理由はあまりにも残念すぎませんか?

大葉 ナナコ

執筆者:大葉 ナナコ

妊娠・出産ガイド

二人目不妊なんてない!?

赤ちゃんと子ども
思い通りに授かることは難しいことも
さて、二人目は欲しいし、そのつもりで準備は整っているけど、なかなかできないという悩みもあるようです。でもその「できない」というのは「思い通りの年齢差でできない」という場合が多いようです。保育園を考えて「3歳違いで欲しい」「高齢出産になってしまう前に欲しい」など、年齢差や自分の年齢を計算してライフプランを考えている人が多いようですが、「結婚促進剤」がないように、「誕生促進剤」というものはありません。数字にとらわれてバースコントロールするとかえってストレスでできにくい人が多いものです。

そうかと思えば、産後に月経が1度戻ったあとに、2回目の生理がこないで妊娠という人もいます。排卵が戻ったばかりのころは、サイクルがバラバラで整うまでしばらくかかるということでしょう。「いつまでに作ろう」と思わずに、いいときに授かってくると肩の力を抜いたほうが妊娠しやすいもの。「二人目不妊」という言葉に惑わされて、思いつめてしまうとかえって逆効果なのです。

子どもが増えれば、幸せは2倍、3倍、いや2乗?

一人っ子のお母さんの中には「次の子が生まれると、この子に対する愛情が薄れてしまうかもと心配」という方もいました。そんなことは心配ご無用。2人、3人と増えたら、母親としての愛情は2倍、3倍とふくらみ、それぞれに十分注げます。子どもの人数は誰に強制されるものではありませんが、負担が2倍、3倍になることはありませんし、むしろ、幸せ指数は2倍、3倍、2乗?というほど膨らみますよ。


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