父になる!夢があるメンズも

プレママとプレパパ

母になる準備も、父になる準備も大事

「母になる!」という女性誌の特集は毎年恒例になっていますが、「父になる!」はまだまだメディアでは特集される機会が少ないのが実情です。いつか父になりたいと願っている男性は、決して少なくありません。男性が"父になる"未来を意識するのはいつでしょう? 私が1997年から継続している「誕生学プログラム」の講座では、妊娠・出産の基礎知識や自他のいのちの大切さを実感する機会として、子ども世代には、学校訪問型で開講している出張授業を続けてきました。この講座の感想を聞くと、各世代の男女が「いつか親になる未来を意識した」というものをよく聞きます。

7年連続開講している中学校で、中学1年生の男女に赤ちゃんを抱っこさせたいと学校側からの要請で、今年も9人の赤ちゃんとママで登校。男子の感想で「あとどれくらいの月日が流れたら、僕が“父”と呼ばれる日がくるだろう」という声も届きました。家庭の事情など様々な背景があっても、思春期の子どもたちも、未来に自分からつながる家族を描く子は少なくありません。お父さんになる日を楽しみにしている男子が多いと知るだけで、少子化の記録推進中の深刻な現状でも、少し光が見えますね。

「しまった!」ではなく「よかった!」で始まる妊娠を

さて、平均初産年齢が30歳を過ぎた今、働く男女の妊娠準備は、なかなかハードルが高いようです。妊活情報もカラダ系、マインド系、お金系、仕事と育児両立系と様々です。風疹の予防接種もしておかないと、妊娠中に感染すると赤ちゃんの健康に影響があるなど、まずはカップルで必要な情報共有と行動を起こしていきましょう。二人で子どもがいる暮らしをイメージできない場合は子育てをスタートしている知人宅を訪れたり、実際に「職場」を見せてもらうことが重要です。性生活があれば、完璧に近い避妊をしていない限り、妊娠の可能性はあります。

妊娠は、いのちを授かることであり、人智を超えたタイミングがあるようで、「子どもを作ろう」と避妊を止めても「思い通りの時期に授かった」という人は、さほど多くはない"THE授かりもの"。予定しても希望しても、妊娠が叶わない事情もタイミングもある一方、予期せぬ妊娠も少なくない、せつない現実も。年間約103万人の新しい命が誕生しますが、産まない産めない状況での妊娠の中断は、毎年20万件近くあります。育てる決意を猛スピードでする、授かり婚カップルもいるものの、やはり「しまった!」で始まる妊娠ではなく「よかった!」で始まる妊娠の方が、新しい命にも失礼がないというもの。

予期せぬ妊娠を絶対に避けるべきとしつつ、予期せぬ妊娠をした場合の支援も大事。避妊方法が間違っていたというカップルも多い日本。支援対策は多々必要な現状です。

まずはカップルで妊活について学ぶ

「そもそも妊娠は予定不調和である」を大前提としながら、妊娠~出産~育児と仕事を両立させることを準備する。基礎意識と基礎知識をもって、ストレスマネジメントできた方が、「父になりたい」男性もよりハッピーですね。女性も働くのがもはやスタンダードとなった産業構造の中で、妊活を女性だけがするのも、実はヘンな話なのです。欧米では、妊娠希望時の健診も、安産教室はすべて両親学級という国々も。不妊検査も男女一緒にスタートしますが、日本では女性だけが先に検査に行くことがまだまだ多い現状。どうか、妊活はカップルでスタートしてくださいね。

あの“朝活”で有名な丸の内朝大学 コミュニケーション学部 「働くパパママクラス~働き盛りは育児盛り」はカップルで妊活を共有するのにぴったりの情報が学べる8回連続講座です。ファザーリング、マザーリング、ペアレンティング、仕事と育児のペアレンティング・マネジメント法についてイメージができて不安軽減。

どうぞ、まずは、何から話しあうとよいかが網羅されているこのクラスにカップルで参加できるよう、ご用意しています。参加してみて下さい。フィールドワークで産婦人科見学も行けるなど、安心感を準備していきましょう。絶対に、パパママになる心の準備が、グーンと進みます。

文字情報だけでは、安心して親になれる自信は生まれにくいもの。授かる命へのリアリティは、実際に生み育て始めている人や良質の事例から学んで。1年先輩、5年先輩、10年先輩の好事例をヒアリングして、翌年、5年後、10年後の育児ライフの見通しを立てましょう!

<関連リンク>
働くパパ・ママクラス~働き盛りは、育児盛り~


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※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、自己判断せず必ず医療機関に相談してください。