デザート
砂糖を固めたキャラメルのような小さなお菓子のファッジはお土産にも人気
ニュージーランド人は甘いものが大好き。そのためカフェやレストランには甘くて美味しいスイーツが必ずあります。カフェの定番スイーツは、マフィンやスコーン、チョコチップが贅沢に使われたクッキー、ケーキなど。ケーキはホイップクリームを使ったものは少なく、かわりにアイシングと呼ばれる砂糖のコーティングをされたものが多いのが特徴。中でも特にニュージーランドに来たら試してみたいのがパブロワ、ファッジ、アイスクリームでしょう。
■
パブロワ
ニュージーランドデザートの中でも伝統的なのがパブロワ。メレンゲケーキの上にキウイフルーツやクリームが飾ってあるデザートです。外はきつね色でカリッと、中身はふわふわの食感が楽しめます。イチゴジャムやブルーベリーソースを添えて食べると酸味も加わりさらに美味しいですよ。値段は600円程度です。
■
ファッジ
ファッジとは砂糖を固めたキャラメルのような小さなお菓子。キューブ状になっており、見た目も色とりどり、かわいいものがカフェのショーケースに並びます。プレーンなものからチョコレート、チーズケーキ味などフレーバーも多種多様。口の中で香りが広がり、濃厚でとろけるような味わいです。甘みが強いのでコーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。 一粒200円程度です。
■
アイスクリーム
ニュージーランドオリジナルのアイスと言えばホーキーポーキー。バニラアイスの中にキャラメルの粒が入ったものが定番です。日本と同様に種類は豊富ですが、ニュージーランドでは放牧が盛んなため、どれも牧場で作られるアイスクリームのような濃厚でコクのある味がします。
カフェで本格コーヒー
コーヒーの専門職であるバリスタが泡で絵を書いてくれることも
ニュージーランド人は実にコーヒー党。各都市の至る所にカフェが点在しています。カフェではコーヒーの専門職であるバリスタが一杯ずつコーヒーを丁寧にいれてくれます。おすすめは、オセアニア地方特有のコーヒー「フラットホワイト」。エスプレッソ3分の2に対しミルクを3分の1、その上に泡立てたミルクを乗せたもので、見た目はカフェラテにそっくり。しかし飲んでみると、エスプレッソの苦味とミルクのまろやかさが合わさり絶妙な味わい。お値段は一杯360円程。
お酒が持ち込みできる、「BYO」って?
ニュージーランドではBYOと看板に掲げてあるレストランを多く見かけます。BYOとはBring Your Ownの略、つまりお酒の持ち込みが可能ということです。店内のグラスを使用するため数百円程度の持ち込み料はかかりますが、レストラン内で注文するよりもずっとリーズナブルに。何より、お気に入りのお酒を持ちこめ、料理と一緒に楽しめるというのもうれしい。ちなみにBYOWという表示のある店ではワインのみ持ち込み可能という意味なのでご注意を。