最終月経の始まった日が計算の基準です
最終月経の日が計算の基準になります。 |
妊娠がはっきりしたら、真っ先に知りたいのが予定日ですね。出産施設の初診で計算してくれますが、自分でも計算できます。計算の手がかりは、最終月経の始まった日で、その日から40週足せば予定日です。次のやり方は28日周期の人が生理開始日の2週間後に排卵したと想定した計算法です。
1. まずは年を計算します
最後の月経の開始日に1年プラス。
2. 月を計算します
その日から3ヶ月マイナス。
3. 日を計算します
その日に7日プラスした日が、予定日です。
生理周期が28日ではない人は、その差を足したり引いたりしてください(30日周期なら、2を足す)。
排卵日がわかればより正確にわかる
上の方法では、排卵日が前後していた場合は、その日数分、計算がずれます。ですから排卵日がわかっている人は、より正確に計算しましょう。排卵日に38週間プラスした日が予定日です。
排卵日は妊娠2週0日に当たるのです。お腹にいる日数をよく「十月十日」と言いますが、これは最終生理の開始日から排卵日までの<<まだ赤ちゃんはいない>>二週間を含めての計算です。
計算による方法は、あくまくでも目安
この予定日の計算は、あくまでも目安です。排卵日から計算した人はまだしも、最終月経の開始日からの計算をしたほとんどの方は、これはあまりあてにしないでおきましょう。妊娠が進むにつれ、予定日の精度をあげていくチャンスがあります。
超音波検査は、実際の週数を知る手がかり
妊婦健診の時、医師から「予定日を修正しましょう」と言われるかもしれません |
医師が超音波検査で赤ちゃんの成長を調べるとき、計算で出した週数と赤ちゃんの大きさが合っているかどうかも診ています。赤ちゃんは大きくなってくると個性が出てきて、大きな子も小さな子も出てきます。でも初期のうちはどの子もほぼ同じペースで成長するので、本当の週数を確認するチャンスなのです。
予定日が正確にわかっていないと、その後妊娠が進んでいったとき、赤ちゃんがちゃんと成長しているかどうかの評価が狂うなどいろいろな問題が出てきます。
妊娠8~10週前後に修正
妊娠8~10週あたりに超音波検査で赤ちゃんの座高(CRL)を計ると、その赤ちゃんの正確な週数が最も正確に推測できます。赤ちゃんが入っている袋や心拍が見え始める時期も参考になりますが、座高の計測ほどの精度ではありません。
予定日は正確でも、その日に産まれる子はわずかです
さて、こうして手間暇をかけて見定めていき、妊婦さんにはかたときも忘れることがない日付が予定日というものですが、実はこの日に産まれる赤ちゃんはわずかです。赤ちゃんは、この日の前後2週間のどこかで産まれます。
早めに産まれる分には、早産でない限り、悩みはないでしょう。問題は予定日より遅れて産まれる場合で、この場合「もう産まれた?」「まだなの?」という周囲の声に落ち込む人が少なくありません。自分はそういう声に弱いタイプだと思う人は、予定日を人に伝えるとき、1週間くらい後ろにずらして言っておくといいでしょう。
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