加湿器/加湿器の選び方

加湿器のランニングコストとお手入れ

加湿器は、空気清浄機やエアコンと違い、スイッチさえ入れれば使えるものではなく“給水”をしなくてはなりません。毎日のことになりますので、使い勝手や、フィルターなど、付属部品のお手入れについても、十分確認しておきましょう。

執筆者:戸井田 園子

加湿器はランニングコストにも注目!

最後はランニングコストです。本体価格はもちろんですが、使用する上で必要となるコストも考慮に入れることを忘れずに!

■電気代
加湿方式により電気代が異なります。例えば1日8時間使用した場合、気化式であれば1ヶ月の電気代が100円程度で済むものもありますが、ヒーター式ではフル稼働すると何千円にもなる機種もあります。購入時は、必ず消費電力量を確認するようにしましょう。

■メンテナンスコスト

必要となるメンテナンスコストも確認が必要です。加湿器には大半「フィルター」がついています。最近は交換不要のフィルターも増えていますが、交換の目安期間と価格をチェックすることも忘れずに。
 

加湿器のお手入れのチェックポイント

加湿器は空気清浄機やエアコンと違い、スイッチさえ入れれば使えるものではなく“給水”をしなくてはなりません。毎日のことになりますので、使い勝手や付属部品のお手入れについても、十分確認しておきましょう。

以下、細かい点ですが日々の使い勝手に大きく影響する項目です。お手入れは日々の水替えだけでなく、定期的なフルメンテナンスも必要となります。そのためにも、できるだけ簡単な構造で扱いやすいものがベストといえますね。ぜひ、厳しい目でチェックしましょう。

■本体のサイズと重さ

加湿器は意外と大きいもの。置くスペースや持ち運びも考慮して選びましょう。また、加湿器は季節家電となるため、使わない季節は収納場所も必要となることも忘れずに。

■タンクは外しやすく、取り付けやすいか?
タンクへの給水は頻繁に行いますので、取り外しのしやすさは重要。販売店で実際に試してみることをおすすめします。

■タンクに給水はしやすいか?
タンクが縦長タイプだと、洗面所などで蛇口の下に入らない場合があります。どこで給水するかも考慮してみましょう。

■水を入れたとき、タンクが持ち運びしやすいか?
水を入れた状態のタンクは、水を入れた状態だと2Lなら2kg、4Lなら4kgと、非常に重くなります。持ち運ぶには持ち手付きのタンクが便利です。寝室など水道が近くにない場合、タンクを持って移動するので、ポタポタと水が垂れるものでは困ります。持ち運ぶ時に水が垂れないかも、気にしてみましょう。

■タンクの中が洗えるか?

給水口が小さいと、タンクの中をごしごし洗うことはできません。ぬめりがつかないような処理がされているか、確認しましょう。また、タンクの中に手が入って洗えるタイプもあります。より衛生的に保ちたいという方はこのタイプがおすすめです。

■タンクの残水量は確認しやすいか?
外から見て水の減り具合が見える、給水サインが出るなど、仕組みはいろいろ。自分にとって便利なタイプを見つけましょう。

■フィルターのお手入れは必要か?
加湿方式により、フィルターのお手入れは異なります。交換の有無・期間・着脱のしやすさなどを確認しましょう。交換不要のフィルターが増えていますが、何もしなくても良いのではなく、フィルターを洗うなどの手入れは必要です。最近は、フィルターの素材もいろいろなタイプが出でいて、洗いやすさも異なります。店頭で実物を確認しておきましょう。

■お手入れが必要なパーツがあるか? お手入れはしやすいか?
フィルター以外に、蒸発皿や吹きだし口などのパーツも定期的なお手入れが必要です。掃除がしやすいかなど、確認しておきましょう。

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