神楽坂のイメージを踏襲したフォルムに
エントランスアプローチが参道であるのは、とても粋な感じがしますが、建物も境内のイメージに調和するように建てられています。外観のアクセントに、アルミ板を交互に重ね合わせ、視線を遮蔽しつつ光や風を取りこむ「大和張り」という手法を採用。周囲の植栽にも馴染んでいます。エントランスも、白木のイメージで、社殿に入るような風情になっています。
70年後は、神社の杜に戻す予定
総戸数78戸(非分譲住戸5戸)のマンションは、ほぼ完売とのことです。新宿区などの地元層が約4割で、他エリアから移り住む人も多いようです。マンションの敷地が、境内の物件は早々あるわけはなく、粋な企画面も評価されているようです。聞けば、70年間の定期借地権終了後は「赤城の杜」にする予定とのこと。そういう意味でも、独自の事業スキームで実現した、稀有なマンションといえるでしょう。
【関連サイト】
◆赤城神社 オフィシャルホームページ