母乳は赤ちゃんにもママの体にも良い
- 赤ちゃんに必要な免疫が含まれている
(特に生後すぐに出る初乳に多く含まれる) - 赤ちゃんの胃腸に消化、吸収がよい
(うんちの回数が多い) - 赤ちゃんの顎の発達によい
- 経済的(1万円~1万5000円/月節約できる)
- 簡単(外出時や夜間の授乳が楽)
- 産後のママの身体の回復によい
(子宮が元に戻りやすく、痩せやすくなる) - ママのおっぱいと赤ちゃんのお口が接触することで、スキンシップが図れる
おっぱいを吸いながらおっぱいを触ったり、ママの様子をうかがったりする
最初の1週間前後にでる「初乳」が一番大事
特に初乳の中に入っている免疫(免疫グロブリンA、ラクトフェリン)は新生児の喉や消化器系に免疫力や殺菌力を与えます。
出産後10日以内の半透明~黄色の色をしている乳汁の事を初乳と言います。なかなか上手に吸い付けない時期でもありますが、1滴でも出して赤ちゃんの口に入れてあげましょう。
ダイエット効果が期待できる
完全母乳だと700kcal/日のカロリーが消費されます。これはランニング2時間、水泳だと約1時間分の消費エネルギーに匹敵します。妊娠中に少し体重が増えてしまった人でも、おっぱいをあげる事により産後ダイエットの救世主になります。
また赤ちゃんがおっぱいを吸うと、「オキシトシン」という子宮の収縮を促進するホルモンが脳下垂体から出るので、産後の肥立ちもよくなります。
おっぱいならではのスキンシップが得られる
赤ちゃんはママのおっぱいを飲みながら、ママの様子を伺っていたり、表情を見ています。「コクコクコク……ママの顔を覗き込む……コクコクコク」のリズムがあり、独特のコミュニケーションが図れます。
また赤ちゃんのお口をおっぱいに含ませることにより、熱が上がるときにもわかりやすく、吸う強弱により体調の変化に気づくことができます。