なぜ今、ミドリムシの会社に人気が殺到するのか?(3ページ目)

ニッチでもいいから一番に

ユーグレナ（和名：ミドリムシ）のビジネスは、今はまだニッチな分野なのだと思いますが、そういったニッチな分野でも一番になることが重要なのではないかと私は考えています。しかも、ユーグレナの場合、No1だけではなくOnly1でもある。これが意味することは「世界的な高付加価値」です。

誰も作ることができないものを作ることができ、しかもそれが人間にとって最も重要な健康に関わるものであれば、その価値は計り知れません。そういった価値を世界に輸出していけば、日本経済はもっと活性化するのではないかと思うのです。

アニメと同じレベルの日本のカルチャー

日本のアニメは世界でも高い評価を受けて、どんどん海外に出て行きました。それと同じことが、ユーグレナにも起こる可能性があり、そうなったらより多くの人が不足している栄養素を補うことができて健康になれる。このシナリオが間違っていなければ、世界的にも経済効果が上がってくると考えることもできます。

そういう、グローバルな視点で「ミドリムシ」を見てみると、今までのイメージが覆ってしまうのは私だけでしょうか。一番最初にユーグレナの話を聞いたとき、「え、ミドリムシ？」とちょっとバカにしたような印象を抱いてしまった私ですが、今ではそういった考えは全くなく、むしろ「今度は何をやるんだろう」とワクワクしているくらい。

今後楽しみな会社の1つ株式会社ユーグレナ。彼らの頑張りが地球を救う。多くの人がこのことを実感する日は、そう遠くないのかもしれません。

【ミドリムシシリーズ】
第1回　ミドリムシが世界の食料危機を救う!
「ミドリムシが世界を救う!?(1)食料問題解決編」

第2回　多くの女性が抱えるあの悩みを解消してくれる
「ミドリムシが世界を救う!?(2)女性の悩み解決編」

第3回　ミドリムシで空を飛ぶ!
「ミドリムシが世界を救う!?(3)バイオ燃料編」

第4回　これ以上、地球温暖化は進行させない
「ミドリムシが世界を救う(4)地球温暖化防止編」

第5回　加えるだけでいいのか？取り除くという新しい発想
「ミドリムシが世界を救う!?(5)引き算の発想編」

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