共働き夫婦の家事、時間とお金どれだけかける？(3ページ目)

時短実現！ 共働き妻は、どんな家電を持っている？

自分たちの生活スタイルに合わせながら、重視したいことを叶えてくれる家電がとても充実しています。共働き妻は、「多少お金がかかっても時間や手間を省ける方法を積極的に取り入れたい」と考えている人が約４割だそうです。その傾向は「実際に持っている家電」にもよく表れています。

こちらも、共働き妻の特徴がよく表れている項目に、赤い囲みをしました。「フードプロセッサー、ブレンダー」：42.9％や「食器洗い乾燥機」：26.6％、「電気圧力鍋、電気煮込み鍋」：12.3％などは、少し値段はかかるけれども炊事の効率を上げつつ、本格的な料理も実現できる家電です。この他、「浄水器・製水器」：44.8％のように健康を気遣っている点や「エスプレッソメーカー」：15.6％、「ワインセラー」：5.2％など生活の質を上げる家電にもお金をかけていることがわかりました。キッチン家電以外の家電については、次のグラフのようになっています。


「乾燥機、洗濯乾燥機」：44.8％は想像通り所有率が高いですが、女性でもパンツスタイルの人が増えていて夫と一緒に使えるので「ズボンプレッサー」も11.0％と健闘しています。

「空気清浄機」：44.8％や「体重のほか、体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベルなどが計測できる体組成計」：53.9％、「マッサージチェア、マッサージソファ」：5.2％など健康に配慮した家電も多く持っていることが分かります。また、「充電式電池」：34.4％や「ＬＥＤ電球」：24.7％なども高い割合で持っていて、やはりエコに関心が高いことを感じました。

興味深かったのが「美容スチーマー、美顔機」：24.7％です。約４人に１人の割合で持っていることになるのですね。先日、パートナー（妻）が家電売り場で、デスク上における美容スチーマーに見入っていたので、「どうしたの？」と聞いたところ「疲れは肌に出やすいのよ。仕事をしながら肌や髪の手入れが出来たらいいな、と思ってね」と話していました。働く女性は、いろいろ大変ですね！

今回の調査で共働き妻が、手間をかけるところと省けるところのメリハリをつけて、最新家電を活用していることがわかりました。これから共働きを予定している方や家電購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【参考サイト】
●共働き夫婦に便利な省エネ家電の賢い選び方
●環境にも家計にも優しい!? LED電球の実力は？
●妻が働いても夫の家事・育児は増えない!?
●ミセスAll About　お掃除ロボット「ルンバ」は多忙なミセスの味方です！