5歳頃からの水泳スタートが、競争する気持ちを育てる |
水泳では、100m、200m平泳ぎで2連覇をなし遂げた北島康介選手。北島選手は豊島区内にある東京スイミングセンターで、5歳の頃から水泳を習い始めたそう。最近ではどこのスイミングクラブでもベビースイミングのスクールが増え、1歳前後の赤ちゃんでもプールに入る子が増えてきてはいるそうですが、以前、オリンピック選手を育てたコーチに取材したところ「あまりに早くから始めると、水泳は楽しい遊びになってしまい、競争する気持ちが芽生えないこともあるんですよ」と言っていました。その点、北島が始めた5歳くらいからなら、「友だちよりも速く泳げるように、長く泳げるようになりたい!」という競争心が自然と沸き、強くなる子が多いのだそうです。
一方、同じ「泳ぎ」でもシンクロナイズドスイミングの原田早穂選手は、子どもの頃にバレエと水泳を習っていて、「両方とも好きだったので、合わせたらシンクロでした」(JOCインタビュー)。バレエと水泳という一見、全然違う習い事がシンクロにつながったなんて、素敵なエピソードですよね。
次回の記事では、スポーツを始める年齢や親子関係について、さらに深めます。お楽しみに!
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