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家計が火の車?! 身の丈以上の育児に警鐘

ブランド品や旅行、習い事、お受験……などなど、身の丈以上にがんばって子どもにお金をかけてしまった結果、いつの間にか家計が火の車に!というケースは、意外とよくあるようです。あなたは大丈夫ですか?

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

小さな子どもがいてもいつも流行の服を着こなし、子どもにもブランド服を着せ、おしゃれな育児アイテムを揃えている育児仲間は、ママ仲間たちの憧れの的。でも自分も肩を並べたいと、ブランド品や自分や子どもの服、旅行、習い事、お受験……などなど、身の丈以上にがんばってお金をかけてしまった結果、いつの間にか家計が火の車に!というケースは、意外とよくあるようです。

特に、インターネットをちょっと巡れば、素敵な商品が簡単に買える時代。子育てでなかなか外に出にくい時期にも簡単に買い物ができることから、ネットにはまり、必要以上にお金を使って大変なことになっている人も多いようです。あなたは大丈夫ですか?

「お受験」で破綻!

お金
あっという間にどんどんお金が消えてゆく……
「お受験」も、気づかぬ間に多額のお金を必要とするもの。小学生の子どもがいるサトミさんの場合は、「お受験」がきっかけで、家計が火の車になってしまいました。

たまたま住んだ地域が、お受験が盛んなところだったことから、周囲の人に勧められてさまざまな塾などに通わせて幼稚園受験をさせたところ、子どもがめでたく合格! 

しかし、合格してからが大変でした。そこは家からはやや距離があるミッション系の幼稚園で、もちろん園バスもなく、送り迎えはサトミさんがしなければなりませんでした。しかも、入園初日、園の周辺に並ぶ車を見て、サトミさんは唖然! どれも高級外車ばかりで「とても国産車などで行ける雰囲気ではなかった!」とサトミさんは言います。ご主人とも相談し、「送り迎えに恥ずかしくない外車」を購入しました。

ご主人は有名企業に勤務していますが、サラリーマンですから財産にも限りがあります。とはいえ、双方の両親も地方に住んでおり、援助は望めない状態。それでも、サトミさん夫妻は子どものためにと奮発を続けました。お迎えのための外車のあとは、「一戸建てでないと恥ずかしいから」と全額ローンで住宅街に新築の家を購入。

とりあえず幼稚園は卒園したものの、その後は持ち上がりで同じ系列の私立小学校に通うことになったため、教育費はさらに増加。ご主人のお給料も、毎月住宅や車のローンの返済でかなりの額が消えてしまい、ボーナスで生活費の補填をしている状態。外車を乗り回し、住宅街の一戸建てに住んでいて、傍目には優雅に見えるものの、「いつ破綻してもおかしくない」と夫婦が口をそろえて言うほど、家計は相当に厳しい状態だそうです。

>>一度乗った舟からは下りられない!>>
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