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夏休み推薦読書1『子どもへのまなざし』(2ページ目)

ガイドイチオシの園ママ必読書のご紹介です。せっかくの夏休みだからこそ、普段はなかなか読めない大作にも挑戦してみたいもの。今回は『子どもへのまなざし』です。

猪熊 弘子

執筆者:猪熊 弘子

子育てガイド

ありのままの子どもを受け入れること

「保育園や幼稚園はやり直せない」というフレーズを知って、「えっ! それじゃあ、もううちの子はダメかも……」なんて自信を無くす必要はありません。先生はだからもうダメだとは言っていません。あきらめるのではなく、気づいた時からが新たなスタート。ありのままの子どもを受け入れ、ゆっくりと子育てをすることが大切です。

先生はまた、「自分が幸せであることがだいじ」とも語ります。いくら子どもを幸せに育てようと思っても、母親自身が不幸せでは、子どもは幸せに育ちません。まずは人間として幸せでなければ、いい子育てをするのは無理なのだと気づかされます。

「子どもを育てるということは、最高に価値のある、誇りのある仕事だと思います」と先生は語ります。普段、子育てをしていてもほめられることもなければ、誇りを持つことも少ないもの。そういわれると、子育てばかりで何もできないと焦りがちの、今、この瞬間がとても貴重なものに思えてきます。

300ページ以上もある、大変ボリュームのある本ではありますが、ページをめくるうちに癒されて、あっと言う間に読んでしまうはずです。ボリュームに圧倒された人は、どのページからでもいいので、開いてみては。開いたページごとに必ず、何か子育ての救いになるような言葉を見つけることができるはず。

私自身、子育てに迷った時には必ず開いて、何か救いの言葉を見つけようとします。側においておいて、ずっと読んでいきたい、大切な一冊です。続編もありますので、夏休みにぜひ読んでみてください。



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