「父母会」「保護者会」とは
父母会・保護者会役員は入園の年にやるのがラク?
いろいろな園で、父母の会の「役員はどのママたちも必ずやること」という決まりになっていることが多いよう。「きまり」とまでは行かなくても、暗黙の了解で「○○さん、去年はやってないから今年はやって!」というような雰囲気になってくるものです。では、役員はいったいいつやるのがいいのでしょう?一つめは、年少クラスなど、入園した最初の年にやってしまう方法です。先輩ママから「卒園の時の役員さんはいちばん大変なのよ」という情報を聞いて、早いうちに「済ませて」しまおうとばかり、入園すぐの年に役員になるわけです。役員になることで、園のいろいろな情報もわかるし、お友達もできるので、面倒くさがりなママには初年度がお勧めかもしれません。
もうひとつ、あえて最後の年に役員をやるという人も多いでしょう。卒園の時には確かにいろいろと決める事が多く、役員さんの出番も増えます。ただ、役員以外に「卒対」(「卒園対策」の意味。これは結構よく使う園用語なんですよ)の人を置くことも多いため、飛び抜けて役員だけが大変ということにならないようにしているところが多いよう。最後の年に、親子とも思い出が増えるように、あえて最後の年に役員をやるのもいいかもしれません。
「下の子ども」がいると役員の免罪符になるの?
父母の会の活動のネックになるのは、下の子。小さな赤ちゃんが生まれたばかりだと、その子を連れて園に出かけて行くのだって大変です。運動会のように動き回るイベントでは、体調の面からも動きにくいですよね。「役員をやるのが大変だから、タイミングを見計らって下の子を」…なんて思う人、そして都合よく妊娠する人もそうは多くないとは思いますが、「下の子」を理由に、役員をパスしようとする人もいるようです。園によってまちまちですが、それはすでに予定事項として考えられている場合がほとんど。「連れてきてもいいように用意する」「ほかのママが手伝う」といった工夫がなされるので、下の子が役員逃れの「免罪符」になることは少ないようです。
もっと厳しい園の場合、中には「下の子を連れてきてはいけない」のが暗黙の決まりになっているところさえあるよう。下の子がいるママは、わざわざ実家やシッターさんに預けて園の役員の仕事をするために集まるのだとか。そういったサポートがなければ活動ができないなんてなんだか変ではありますが、そういう園もなかにはあるので、「下の子」をどうする?を考えておきましょう。
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