「授業料」の内訳をチェックして!
この消費税廃止は、幼稚園児がいる家庭には嬉しいニュースですが、一つ覚えて置きたいのは給食費と園バス代の支払い方法についてです。実は今後も非課税化されるのは、給食費と園バス代が「授業料」として一括で扱われた時に限られるのです!別々に支払われる場合には、今まで通り消費税がかかるのだそうです。これは文部科学省と国税庁とのやりとりで決まったのだそう……。この方法で消費税をなくするためには、園ごとの「園則」を変更し、授業料と給食費・園バス代を一括で徴収する方法に変更しなければなりません。それができるまでには多少時間がかかるかもしれません。
また、園則を変更して授業料に給食費や園バス代が組み込まれるようになった場合には、パッと見の授業料が1年で約10万円近く値上がりしたようになってしまうことが考えられます。ですから今後、幼稚園の授業料をいろいろな園で比べる時には、必ずその内訳をチェックしてみる必要があるでしょう。給食費と園バス代を合わせた授業料なら、最初は高いように思っても、別に消費税を支払わなくていい分、トータルでは安くなるかもしれません。
給食費や園バス代が消費税対象外になっても、園の制服やバッグにはこれまで通り消費税がかかります。いくら児童手当やその他の優遇措置があっても、子どもにとって必要なモノを買うたびに税金がかかるシステムになっている限り、あまりオトク感はないように思えてしまいますが。
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