国民全部が何かを購入した時に支払う消費税は、幼稚園ライフにも関係アリ。今年2007年度から、その幼稚園に関する消費税が一部変更に
「税金」は大人だけの問題ではありません。なんと、幼稚園に通う子どもにも「税金」がかかっていること、ご存じでしたか? 国民全部が何かを購入した時に支払う消費税は、幼稚園ライフにもかかっているのです。今年2007年度から、その幼稚園に関する消費税が一部変わります。

給食費とバス代には消費税がかかる!

政府では今年度から幼稚園の給食費とバス代を消費税の課税から外すことに決め、1月末に発表しました。そのニュースを聞いて「えっ!? 今まで税金がかかっていたの?」と驚いた人もいるはず。そうなんです。実は今まで幼稚園の給食費と園バスには税金がかかっていたのです。

現在では園ごとに定められた「園則」によって、お金の徴収の仕方が違っていますが、ほとんどの園で給食費と園バス代は授業料とは別枠で徴収され、消費税がかかっていました。授業料については「教育費」とみなされるため、どの園に通っていても消費税はかかりません。一方の保育園では、給食も園バスも「社会福祉事業」とみなされていて非課税でした。もちろん、保育料も同じく非課税です。

この政策は、子どもがいる家庭の経済的負担を軽くする目的で、少子化対策の一環として始められるものです。実際、文部科学省の発表では、私立幼稚園の給食費は1年間1人当たり約6万円、園バス代は3万円程度かかっており、保護者は1人当たり約4500円の消費税を払っていることになるのだそうです。この4500円すべてが減額になるのではなく、幼稚園が購入する食材にかかる消費税をのぞいた分の約2000円についての減額になる予定。

でも、「食材」といったって子どもたちが園で食べるものなのに、その分の消費税については保護者が引き続き負担するというのもなんだか奇妙な感じ……。園でのお食事や園の送り迎えだって立派な園の「教育」の一環。税金がかかるほうが不思議な気がしますよね。