保育料は安いほうが?高いほうが?
→ 保育内容との兼ね合いで判断園のサービスは、親のため?子のため? |
幼稚園は保護者からの保育料だけで運営されているわけではなく、私立幼稚園であっても行政の補助を受けています。ただしその額は自治体によって差があるうえ、園がもともと所持している土地や園舎があるかどうか、効率的な運営がされているかどうかでも、園の財政状況は異なってきます。単純に「高いほうがいい保育」とは言えない面もあります。
しかし、きめ細やかに「人」を配置するには、やはりある程度のお金がかかります。食材を吟味した給食も然り、です。保育内容と保育料のバランスがとれているかどうかについては、こうした点を各自がチェックしていくことで判断するしかなさそうです。
制服あり?なし?
→ 洗濯しやすいものがいい「かわいい制服」には根強い人気がありますが、あくまで子どもの身になって考えたいもの。肌の弱い子どもを持つガイドの個人的な意見としては、園児の制服はスモック程度の簡素で洗濯しやすいもの、かつ天然素材ものが望ましいのではないかと思います。
習い事あり?なし?
→ 「保育内容」とは分けて考えるべし最近は、幼稚園の終了後に園内で英語や体操などの「習い事」を行う園が増えています。おもに、外部の先生やスクールによるものです。
送り迎えの手間がいらないぶん、親にとっては助かるサービスですが、「習い事があるかどうか」で園を選ぶのは本末転倒。あくまで、幼稚園の保育内容そのものでえらぶべきです。
「預かり保育」あり?なし?
→ フルで利用するなら、保育園がおすすめ特に保育園の入園が困難な地域では、幼稚園の「預かり保育」は気になるところです。特に、パートやフリーで働く母親にとっては「必要なときだけ」という形式が利用しやすく感じられます。
ただ、ガイドの個人的な意見としては、毎日フルで「預かり保育」を利用する予定であれば、保育園をおすすめしたいところです。保育園での保育は「朝から夕方まで」の流れで考えられていますが、幼稚園の場合は「午前9時くらいから午後2時くらいまで」を前提とした保育内容になっているからです。
もちろん、幼稚園の「預かり保育」でも、家庭的で子どもがくつろげるような内容になっていれば問題はないと思います。「預かり保育」の利用を考えている場合は、その時間帯の様子も見学しておいたほうがいいでしょう。
小学校の学区は重視する?しない?
→ 子どもはすぐに友だちになれる「気に入った園だと、同じ小学校に行く子がほとんどいない」-これはあまり気にしなくていいと思います。「小学校」という新たな環境に同時に入るのは、どの子にとっても同じ。別々の園の出身児どうしでも、すぐに友だちになれる場合が多いようです。
ただし、小学校では「母親のお友だち」を新たに作る機会が幼稚園に比べると減ります。そこを「寂しい」と思うか、「面倒がなくていい」と思うかは、各自の判断ですね。
まずは、見学から
気になる10点を挙げましたが、「迷っているならまずは見学」です。一度見ても迷うなら、もう一度行ってもいいと思います。可能であれば、ぜひパパと一緒に。「どんな育て方をしたいか」を夫婦で再確認するいいチャンスです。■関連サイト
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