子どもが1歳半を過ぎると、日常的に「子どものパワーを持て余している」と感じるママが増えてくるようです。
「毎日外遊びをするのは体力的にきつい」「第2子を妊娠中」などの場合、予算が許せばベビールームなどの利用を考えてもいいかもしれません。
外遊びに連れていってもらえれば、個別保育に比べて運動量が増えるし、同じくらいの年齢の子どもと接するいい機会にもなります。
ベビールームの多くは「1時間○円」という時間預かりを行っています。大体、ベビーシッターと同じくらい(1,200~2,000円台)のところが多いようです。
また、その他に月極めとして「週に○日、1日○時間で○円」という定期的な預かりを行っている場合もあります。
例えば都内のあるベビールームでは、「週に3日、1日5時間で3,0000円前後」から受け入れています。「そろそろ再就職準備」「下の子を妊娠」などで、まとまった時間や休息が必要なママには「ギリギリ払える額」ではないでしょうか。
●ベビールームは、ここをチェック
利用できそうなベビールームが見つかったら、まずは見学して保育者とじっくり話をすること。保育者が信頼でき、子どもたちが楽しそうにしていれば、第一印象は合格。
認可園に比べると、広さなど施設が見劣りする場合もありますが、「毎日近くの公園などに連れて行く」ようであれば合格としましょう。保育者にとって、子どもたちを外遊びに連れていくのはかなり大変なはず。ここはかなり重要なポイントです。
反対に、「ビデオばかり見せている」はマイナスポイント。「保育のプロ」のやり方ではないでしょう。
昼食時を含む場合は、「食事が年齢にあった内容かどうか」。その施設内で手作りしたものであると、なお安心です。
「保育者の人柄」「子どもたちの様子」「外遊び」「食事」…。これらが最低限のチェックポイントになると思います。
【まずは、気軽にトライ!】
保護者としては、預け先には欲を言えばきりがありません。でも、専業ママの短時間利用なら「まずは気軽に預けてみる」から始めてもいいのではないでしょうか。「合わない」と思ったら、すぐにやめることができるのですから。
「短時間の一時利用」からはじめて、信頼できそうだと思ったら利用時間を延ばしていくというのもいいですね。「ゆっくり再就職」を考えているママにもおすすめの方法です。
幼稚園に入園するまでの育児の大変さについては、実際に経験した人でない限りはなかなか理解されにくいものです。
特に「育児のドツボ」にはまり込んでしまったようなときには、ほんのちょっとの「自分の時間」が、状況を少し変えてくれるかもしれません。
実際に行動を起こさなくても、いざというときのために情報だけは集めておくといいかもしれませんね。
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