子供の噛みつきが悩みの種...

 
 子どもの噛みつきはどうすればいい?

 子どもの噛みつきはどうすればいい?


我が子がお友達に噛みついたり、引っ掻いたりするので、悩んでいる、あるいは、お友達に噛みつかれたり、引っ掻かれたりするので悩んでいるという方、少なくないと思います。

そこで、なぜ子どもは噛みついてしまうのか、噛みつかないようにするにはどうすればいいのか。もし、噛みついてしまったらどうすればいいのか、などについてお話したいと思います。
   

子供の噛みつきの原因:言葉による意思表示の代わりや喧嘩の手段

●言葉の代わりの意思表示として
子どもは自我が芽生えてくると「あれがしたい。これがしたい。」と、色々な欲が出てきます。また、お友達と関わりたいという気持ちも強くなってきます。けれども、言葉で自分の意思がうまく伝えられず、つい、引っ掻くことや噛みつくことで、自分の気持ちを表現したり、お友達と関わろうとすることがあるのです。

●甘えているときに遊びとして
子犬がじゃれるように、甘えている気持ちを伝えるために噛む場合もあります。

●喧嘩の時、攻撃の手段として
喧嘩の時、言葉の暴力や、たたいたり、蹴ったりという力の暴力などの攻撃の一つとして、噛む場合もあります。

 

子供の噛みつきの予防方法:根気強く寄り添う

●おもちゃの取りあいなどの場合
子どもたちが遊んでいるときは、目を離さないようにします。そして、おもちゃの取りあいが始まったときも、できるだけ見守り、噛みつきそうになったとき、2人の子どもを離します。そして、それぞれの子どもたちの言い分を代弁します。「Aちゃんは、このおもちゃ、使いたくなっちゃったんだよね」「でも、Bちゃんも、このおもちゃ、まだ使いたいんだよね」という具合です。

子どもは、大人が自分の気持ちを共有してくれることで、気持ちが落ち着き、引っ掻いたり噛みついたりしなくなる場合もあります。一度では簡単には、やめさせることはできない場合もありますが、根気よく、繰り返し行うことが大切です。

そうすることで、また、同じような場面に出会ったとき、お友達に攻撃しようとする前に、大人に視線を送り、自分の気持ちを代弁してもらうことを乞うようになり、だんだん噛みつかなくなって来る場合もあります。

●あいさつのつもりの場合
あいさつのつもりで、噛みついたり、引っ掻いたりする子もいるのです。大好きなお友達に、自分が幼稚園に来たことを知らせたくて、でも「おはよう」という言葉が言えなくて、噛みついてしまうのです。

そのような場合も、同様に、あいさつ代わりに噛みついてしまう子どもが登園して来たら、その子が、噛みつこうとする前に、一緒に、お友達のところまで行き「おはよう!」とあいさつしましょう。

 

子供が噛みつきをした・されたときの対処法は?

●噛んだ子どもに対して
 
 

まず、噛みつかれた子どもに謝らせます。そして、噛んだ子どもにも、頭ごなしに叱るのではなく、まずは、その子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。「このおもちゃ、取られたのが嫌だったんだよね。でも、噛まれたら痛いんだよ。」と言いながら、噛まれた子どもについた歯形を見せます。「今度からは、噛まないで、お口で、『まだ使いたいんだよ』って言おうね」と、教えます。

●噛まれた子どもに対して
「噛まれて痛かったね。大丈夫?」と、噛まれたところをさすりながら「お友達が使っているおもちゃを使いたくなっちゃったら、何も言わずに取ったりしないで、お口で『貸してちょうだい』って言おうね」と教えます。

おもちゃの取りあいではなく、あいさつ代わりに噛まれた子どもの場合は、その子どもには、一切非が無いので「噛まれて痛かったね。大丈夫?びっくりしたよね。でもね、○○ちゃんは、△△ちゃんのこと、大好きだから、『おはよう!』の代わりに、噛んじゃったの。わかってあげてね」と話します。

 

子供の噛みつきは成長とともに終わる

子どもの噛みつきはどうすればいい?

子どもの噛みつきはどうすればいい?


子どもが噛みつくには、それぞれの理由があります。噛みつく子どもの親で、幼稚園の先生に「噛みつくのは、親の愛情不足だ」と言われ、とても傷ついたという方もいらっしゃるようですが、それは間違いです。親が愛情をたっぷり注いでいても、噛みつく子はいるのです。

噛みつかれたり引っ掻かれたりした子どもの親は、傷ついた我が子の顔や腕をみると、とても辛くなります。特に女の子の場合は、顔に傷が残るのではないかとか、心配してしまいます。

しかしながら、噛みつく側の親もやはり辛いのです。でも簡単にはやめさせることはできませんが、こういう時期は長くは続きません。成長とともにいつかは終わります。それを支えに、根気よく関わっていくことが大切だと思います。

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