早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

校長先生に聞く 関西学院初等部入試情報!(3ページ目)

「校長先生に聞く 関西学院初等部の魅力! 」で関西学院初等部の特色を詳しくご紹介しましたが、引き続き、磯貝校長先生と板東先生に伺った入試に関するお話をご紹介します。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

面接ではどの様な質問をされたのでしょうか


ガイド「面接では、子どもに対して、どのような質問をされたのか教えていただけますか?」

磯貝先生
「みなさん、もうすでに聞かれている通りですが、例えば、次のような質問をしました。」

例1
『夏休みは、どこで何をしましたか?何を見つけましたか?どんなことを覚えていますか?』というような質問です。自分で感じたことを自分の言葉で表現できているかですね。

例2
『好きな食べ物はなんですか?』『○○が好きです。』
『なぜそれが好きですか?』

例3
『お手伝いをしたことがありますか?』『はい。』
『どんなお手伝いをしましたか?』『洗濯のお手伝いをしました。』
『洗濯では、何が大変ですか?』

など、本当に好きでないと答えられない、本当にしていないと答えられないような質問をしました。」


ガイド「面接では、親に対して、どのような質問をされたのか教えていただけますか?」

磯貝先生
「どれほど関西学院初等部の教育方針を理解されているか、関西学院の精神である“Mastery for Service”をどのように受けとめられているかを突っ込んで質問しました。

親子で関連した質問もしました。
お母さんに対して、『花は好きですか?』と聞くと、お母さんは、『はい』と答え、子どもに対して、『家の近くで花を見ましたか?』と聞くと、『はい。』と答えます。

そこで、
『花の色は何色でしたか?何本咲いていましたか?どんな花でしたか?どれぐらいの高さでしたか?』と質問し、

『お父さんに、その花の場所を伝えるには、どの様に説明しますか?』と聞き、実際にその場で、父親に対して、説明してもらいました。

父親も地域のことが分かっていなければ、花の場所はわかりません。母親は地域のことがわかっているので、母親は理解できたとします。そこで、おかあさんにその花の名前を聞きました。

『帰りに、3人で花を探しに行ってごらんなさい。』と言いました。親子の会話がないとできない面接です。」


次は入試にあたって準備することです。
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