面接ではどの様な質問をされたのでしょうか
ガイド「面接では、子どもに対して、どのような質問をされたのか教えていただけますか?」
磯貝先生「みなさん、もうすでに聞かれている通りですが、例えば、次のような質問をしました。」
例1
『夏休みは、どこで何をしましたか?何を見つけましたか?どんなことを覚えていますか?』というような質問です。自分で感じたことを自分の言葉で表現できているかですね。
例2
『好きな食べ物はなんですか?』『○○が好きです。』
『なぜそれが好きですか?』
例3
『お手伝いをしたことがありますか?』『はい。』
『どんなお手伝いをしましたか?』『洗濯のお手伝いをしました。』
『洗濯では、何が大変ですか?』
など、本当に好きでないと答えられない、本当にしていないと答えられないような質問をしました。」
ガイド「面接では、親に対して、どのような質問をされたのか教えていただけますか?」
磯貝先生「どれほど関西学院初等部の教育方針を理解されているか、関西学院の精神である“Mastery for Service”をどのように受けとめられているかを突っ込んで質問しました。
親子で関連した質問もしました。
お母さんに対して、『花は好きですか?』と聞くと、お母さんは、『はい』と答え、子どもに対して、『家の近くで花を見ましたか?』と聞くと、『はい。』と答えます。
そこで、
『花の色は何色でしたか?何本咲いていましたか?どんな花でしたか?どれぐらいの高さでしたか?』と質問し、
『お父さんに、その花の場所を伝えるには、どの様に説明しますか?』と聞き、実際にその場で、父親に対して、説明してもらいました。
父親も地域のことが分かっていなければ、花の場所はわかりません。母親は地域のことがわかっているので、母親は理解できたとします。そこで、おかあさんにその花の名前を聞きました。
『帰りに、3人で花を探しに行ってごらんなさい。』と言いました。親子の会話がないとできない面接です。」
次は入試にあたって準備することです。