関西学院初等部が求める子ども像
ガイド「どのような子どもを求めていらっしゃいますか?」
磯貝先生「当たり前のことですが、親と子がきちんと向き合って会話がなされている、そういうご家庭のお子さんです。会話と言っても、単語だけの会話は、本当の会話とは言えません。コミュニケーションが取れている、心の通じ合っているご家庭です。
仕事の忙しい父親は、顔を合わせる機会が少ないかもしれません。けれど、仕事から帰ってきて、子どもの寝顔を見ながら、やさしく頭をなでることで心が通じ合うものなのです。子どもと接する時間が問題ではなく、気持ちが大切なのです。
また、親子がお互いをよく知ってるご家庭です。お母さんは、子どもを知っているでしょうか。子どもは、お父さんのことを知っているでしょうか。
上手に子育てをしているご家庭をと言っているわけではありません。不器用な子育てでもいいのです。心が通じ合っていれば、うまくできていなくてもいいのです。時が互いを理解させていきます。」
ガイド「母子家庭は受験に不利だと思っていらっしゃる方もいるようですが、実際は、いかがでしょうか?」
磯貝先生「母子家庭の母親は、父の役目も果たさなければなりません。その大変さを考えると、私は、逆に評価したいと思います。不利だということは一切ありません。」
次は面接での質問内容例です。