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シリーズ=先生訪問!=vol.3 子どもの絵への過干渉は最大の敵(6ページ目)

冬休みに入り、お子さんたちは家で遊ぶ機会が多くなります。そこで、今回、造形・絵画指導をされている内本先生に子どものお絵描きに関するアドバイスをうかがいました。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

最後に、内本先生は、次のように締めくくられました。

内本先生
「ご家庭で、どんどん自由に絵を描かせてあげてください。そして、子どもが一生懸命に描いた絵などは、部屋に飾るなどして大切に扱ってください。また、子どもの絵の展示会に親子で足を運ばれるのもいいことです。お絵描きの新しい魅力を発見し、絵を描く意欲もわいてくることでしょう。」

では、最後に、内本先生のお絵描きに関するアドバイスをまとめてみましょう。

 お絵描きアドバイス ◆


 いつでもすぐに子どもが絵を描ける環境づくりを心掛けましょう。

― お母さんのできる範囲でいいのです。

 子どもが一生懸命に描いた絵は部屋に飾りましょう。

― 冷蔵庫に貼るだけでもいいのです。

 子どもの絵に対してあまり余計なことばでは評価しないようにしましょう。

― 無関心になるのではなく、干渉しないことです。

 子どもが描いた絵に対してこまごましたことを言い過ぎないようにしましょう。

― 足が7本でもいいのです。そうすることでバランス感覚を養います。

 子どもの方から話したがっているときにはしっかりと聞くことが大切ですが、そうでないときは、子どもに無理矢理絵の説明をさせないようにしましょう。

― 余計な感情が入り、素直な気持ちを表現できなくなることがあります。

 お絵描きが嫌いなお子さんとは、切り抜き工作などでおかあさんが一緒に遊ぶことから始めましょう。

― そういった創作活動が絵を描くことへの入り口となってきます。

 お絵描きが嫌いなお子さんにはお子さんの興味あるものの絵を描くことから始めてみましょう。

― 絵を描くことの楽しさを知ることが大切です。





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