この詩は、ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の方がつくった「子ども」という詩です。スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されているそうです。
「子ども」という詩
批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、力に頼ることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、物を言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる
しかし激励を受けた子どもは、自信をおぼえる
寛容に出会った子どもは、忍耐をおぼえる
賞賛を受けた子どもは、評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、公正をおぼえる
友情を知る子どもは、親切をおぼえる
安心を経験した子どもは、信頼をおぼえる
かわいがられ、抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる
実は私は、『別冊PHP』の取材で5年前、ドロシー先生に直接お会いしたことがあります。
→その時、ドロシー先生は、こんなことを語ってくださいました。