(エ)衛生的に
赤ちゃんは、雑菌に対してとても弱く、食中毒などになりやすいので、衛生面では充分な注意が必要です。必ず食品は火を通す(加熱する)ことを忘れずに!! また、調理につかう道具類も清潔にしておきましょう。(エ)塩分は控えめに
濃い味付けは、その後の嗜好にも大きく左右し、薄味を受け付けない恐れがありますので、今後の幼児期以降のことを考えても塩分は控えたいものです。また赤ちゃんの腎臓の働きはまだまだ未熟ですので、塩分が多いと腎臓などへの負担がかかります。赤ちゃんの今のからだ、今後の味覚の成長を考えて、塩分は控えめにしましょう
(シ)脂肪分は少めに
赤ちゃんは、脂肪(あぶら)分を分解する酵素がまだ少ないので、お腹がいたくなったりします。また消化機能が完全ではない離乳期のうちは、油の摂取を控えましょう。(カ)固さを適度に
赤ちゃんの口の状態は、舌や歯ぐきをつかって、つぶすのが最初です。歯が生え揃うまでは、赤ちゃんの「つぶす力」の状態を見ながら、固さを調整してあげましょう。(タ)楽しい食卓に
赤ちゃんは、お母さんや家族の人たちの表情をとてもよく観察しています。離乳食を与えている人が、辛そうな表情をしていると、赤ちゃんも「食事は楽しくないものなのかな?」と理解してしまいます。反対に、みんなが楽しそうに食事をしているのを見ていると、「食事の時間は楽しいのだな」と理解します。離乳食時間だけではなく、家族の食事も楽しい時間になるように心がけましょう。【関連記事】