お母さんの神秘的な力「母乳」

新生児
赤ちゃんはお母さんの母乳のニオイを嗅ぎわけるとか……。これはすごいことです
お母さんの母乳と赤ちゃんとの関係、それはとても神秘的です。いままで出なかった母乳が出産後から出るようになり、赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、母乳はどんどん出るようになります。

それらのメカニズムをつかさどっているのは、すべてホルモン。そのホルモンなどの働きにより、お母さんの血液を母乳に変えます。母乳は赤ちゃんにとって必要な栄養バランスと、様々な細菌・ウイルスに対する免疫を含んでいる理想的な栄養補給源です。この神秘的な力を最大限に生かして育児ができるなんて、本当に素敵なことだと思いませんか?

最初はちょっとマッサージが必要だったり、量が十分ではなかったりする場合もありますが、少しずつ飲ませていけば母乳育児を実践することができます。焦らず試してみてください。

母乳育児のメリット

母乳育児には、お母さんにも赤ちゃんにも様々なメリットがあります。

赤ちゃんのメリット
・赤ちゃんが病気になりにくい(母乳は免疫成分が含まれているため)

・消化吸収がいい(母乳にはリパーゼという消化酵素が含まれていて、消化しにくい乳脂肪消化吸収を助ける)

・体調を崩したときにも母乳なら飲むことができ、栄養が補給できる(離乳食に比べて口腔内や喉への刺激が少ないため)

お母さんのメリット
・ママの子宮が元の大きさに戻りやすい(おっぱいを吸われることでホルモンが分泌され子宮収縮を促進します)

・出産後の体重が減少しやすい(母乳にカロリーがとられるため)

・乳がんになりにくくなる(英オックスフォード大などの共同研究チーム は、母乳を与える期間が長いほど、乳がんになるリスクは低くなると発表

・経済的(ミルク代が不要のため)

・いつでもあげることができる(お湯などの準備が不要)

何より最大のメリットは「お母さんと赤ちゃんとの絆がより深まる」ことです。

しかし、母乳育児では不安もあります……。次ページで母乳育児の疑問についてお答えしていきます。