玄米はビタミンB群や食物繊維などが豊富ですが……
マクロビオティックや自然食・健康食のブームで見直されている「玄米」。玄米は、精白されていない米と比べて、胚芽と糠(ぬか)を含むので、食物繊維やビタミンB1などが豊富です。そのため近年愛好者が増えています。

たしかに、ビタミンやミネラルが不足しがちな現代において、玄米は有効な食事であるともいえます。しかし、赤ちゃんにはどうなのでしょう? 今回は「離乳食に玄米は適しているのか」について考えたいと思います。

玄米の特徴をよく考えて

玄米はよく煮ても消化しにくい
前述したとおり、玄米の特徴の1つには「食物繊維が豊富である」ことがあげられます。つまり、赤ちゃんの未発達な胃腸を考えると、「消化しにくい」ものだということがすぐお分かりでしょう。消化のよい母乳やミルクなどしか飲んでいない赤ちゃんには、まずは胃腸への負担が少ないものからあげていくことが大切です。

赤ちゃんにはじめて離乳食をあげるというあるタレントさんが、テレビで「最初のひとくち」として玄米粥をあげているのをみて、ガイドの私は驚きました。白米のおかゆを試した後、消化機能の発達がかなりみられるようになってからあげるのはいいのですが、最初からいきなり玄米というのは、負担が大きすぎます。まずは白米、野菜などがきちんと食べられるようになってから、ゆっくりとスタートしましょう。ガイドの私の考えでは1歳半頃までは精白米がいいと思いますが、もし玄米をどうしても食べさせたい場合は、「玄米クリーム」なども市販されていますのでそのような少しでも消化をよくしたものを利用するといいでしょう。



実は玄米を離乳食に使うことは、消化だけが問題ではありませんでした。