離乳食/離乳食の進め方

離乳食の主食をあげるときのポイント!この食材はいつから?

離乳食の「主食(糖質)」の素材別開始時期の注意と知っておきたいポイントをお伝えします。主食は、赤ちゃんが摂りこみやすい栄養のひとつです。ごはんやうどん、おいもなど、いつから食べられるかとその注意をお伝えします。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

離乳食の主食の食材、いつから始められるのか

離乳食の主食、食材別のポイント

離乳食の主食、食材別のポイント

離乳食を始める時に、是非知っておきたい、素材別開始時期の注意とポイントをの中から、今回は「主食(糖質)」についてお伝えします。

「いつから食べられる?」という質問に対して食材別にお答えします。ごはんやうどん、おいもなど、いつから食べられるかと調理のポイント等を素材別でお伝えします。

主食をあげるときのポイントを、しっかり押さえましょう。

 

素材別の離乳食、「いつから食べられる?」

おかゆは離乳食の基本といえますが主食は他にもあります

おかゆは離乳食の基本といえますが主食は他にもあります

■米
5~6ヶ月頃からOK。まず離乳食で最初に使うのは、米がいちばん良いでしょう。ただしアレルギーがないわけではありませんので、最初はおかゆの上澄みを1さじから。少しずつおかゆの水分量を減らしていき、1歳半頃には大人と同じごはんだと思って赤ちゃんの体調などで加減していきましょう。

■玄米
食物繊維が多いので、赤ちゃんが消化しきれません。軟らかく炊いたものなら1才すぎから。どうしても玄米をあげたい場合は、おかゆの上澄みだけを7カ月頃から。

■そうめん
5~6ヶ月頃からOK。普通より少し長めに茹でてクタクタにしたあと、流水でよく洗いながして、塩分はきちんと落としましょう。乾燥のまま切ると便利です。離乳食に便利な食材ですが、原料が小麦なのでアレルギーなどに注意。

■うどん
軟らかく茹でて7カ月頃から。6ヶ月頃にあげる場合には、クタクタに茹でたものをすりつぶして。原料が小麦なのでアレルギーなどに注意。また塩分も強いので、乾麺の場合は必ず茹でこぼして流水で洗いましょう。

■焼き麩
着色されていない麩ならOK。小麦粉が成分です。乾燥された麩をすりおろしてから煮ると便利です。生麩は噛みにくいので離乳食にはあまり向いていません。

■食パン
6ヶ月頃から。バターや牛乳も入っているので、あまり早めにあげない方がベター。小麦粉の他の製品(そうめんなど)を食べさせてから、大丈夫であれば次にチャレンジ。

■フランスパン
中身をくりぬいて7カ月頃から。ただし塩分が多いので一度茹で、水を捨ててから再度煮るなど、最初は注意が必要。バターやミルクが入っていないので、乳製品不可の赤ちゃんでもOKです。

■ロールパン、惣菜パン
脂分、塩分などがキツイので、なるべく避けましょう。1才頃から。

■じゃがいも
5~6ヶ月頃から。離乳食に使いやすい食材のひとつ。皮をむき、芽をよく取ったら、茹でてつぶします。最初のうちはお湯で少し伸ばすと食べやすい濃度になります。

■さつまいも
5~6ヶ月頃から。甘味があるので赤ちゃんが大好きな味です。皮は少し厚めにむいて、軟らかくなるまで時間をかけて煮ましょう。食物繊維が多いのであげすぎには注意しましょう。
 

離乳食で主食をあげる時のポイント

主食(糖質:炭水化物)は、赤ちゃんが摂りこみやすい栄養のひとつです。必ず食事のベースとして揃えてあげるようにしましょう。特におかゆは毎日の定番となるので、冷凍しておくと便利です。

またおかゆが無い場合には、早めに準備ができるそうめん、または大人のメニューと同時にじゃがいもを圧力釜で煮るなどでも代用できます。赤ちゃんの消化器への負担が比較的少ないので、まずはここから始めてみてください。

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