ホノルル/ホノルル基本情報

ホノルルの治安(3ページ目)

凶悪な犯罪が少なく、比較的治安の良いハワイですが、ホノルルを中心に観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどの窃盗事件が日常的に発生しているのが事実です。これらを回避するための心がけや安全対策、エリア別の治安情報をまとめました。楽しいハワイ旅行を最後まで続けるために、防犯を心掛けて行動しましょう。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

ホノルルのエリア別治安情報

それでは、ホノルルの治安をエリア別にチェックしていきます。どのエリアでも、先に紹介した安全対策は万全に。そして、ワイキキ以外のエリアでは、夜間は歩かないことが基本です。ディナーなどで外出の際は、タクシーを利用しましょう。

ワイキキの治安

ロイヤル・ハワイアン・センター(画像)は22時まで、DFSギャラリア・ワイキキは22時半まで営業しているカラカウア通り

ロイヤル・ハワイアン・センター(画像)は22時まで、DFSギャラリア・ワイキキは22時半まで営業しているカラカウア通り

ワイキキのメインストリート、カラカウア通りは、1日中観光客で賑わう場所です。朝から夜遅くまでショップやレストランが営業。中央には交番もあり、安心して歩くことができます。ただし、募金を迫ってきたり、動物と一緒に写真を撮ってあげると声を掛けて、動物のモデル料金を請求する悪質な商売をする人もいるのでご注意を。夜になると観光客目当てのストリートガールや薬物の売人も出てきます。

ワイキキで気を付けなければならないのは、夜になると暗くてひと気のない道。なかでもワイキキ山側、アラワイ運河沿いのアラワイ通りは、ひったくりも多いので歩くのは危険。クヒオ通りからアラワイ通りへ抜けるすべての道も、夜間歩く際には注意が必要です。周辺には、パッケージツアーで利用するホテルもいくつかあるので、自分が滞在するホテルの場所(ストリート名)をきちんと覚え、フラフラ歩きまわることがないようにしましょう。ワイキキ西側のフォート・デルッシー公園、東側のカピオラニ公園も夜間の通り抜けは危険です。

アラモアナ、ワードの治安

アラモアナ

日没後は、アラモアナ・ビーチパーク、カカアコ・ウォーターフロントパークなど海側には立ち入らないように

日中は賑やかなアラモアナ&ワードエリア。アラモアナセンターを挟むアラモアナ通りやカピオラニ通り、センター山側にのびるケイアモク通りなど、明るい時間に大通りを歩く分には、治安に問題はないでしょう。

ただし、アラモアナセンター、ワードセンターの閉館時間(月~土曜21時、日曜18~19時)が近くなると、急に人通りがなくなります。閉館後(ケイアモク通りは日没まで)は周辺を歩き回ることはせず、バスやタクシーを利用してワイキキへ戻りましょう。また、夜、アラモアナセンター山側のドンキホーテからワイキキ方面へ歩いて帰る人を見かけますが、これはとても危険なこと。ドンキホーテ周辺は、夜間はあまり治安の良い場所ではありません。

 
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