マンションの魅力は眺望とスケールメリット

二子玉川タワー&レジデンスからの眺望

「二子玉川タワー&レジデンス」からの眺望

一戸建てにはないマンションの良さは何か。まずひとつは眺望が挙げられよう。戸建てであれば、せいぜい3階が限界だが、マンションなら4階以上の見晴らしの良い部屋が圧倒的に多い。タワーマンションを選んだなら、地上100数十メートルから都会を見下ろす暮らしも夢ではない。

もうひとつの大きな利点はスケールメリットである。鉄筋コンクリート造で同じグレードの一戸建てを建てればわかるが、同コストでもマンションのほうがグレードの高い材料や設備を使うことができる。これは一度にたくさんの住宅を建てる(発注のロットが大きい)ことからくる。

住んだ後の管理修繕面でも規模のメリットははたらく。一戸建てで警備会社にセキュリティを依頼するよりも、マンション1棟で契約したほうが1世帯当たりのコストメリットが出るのは明らかである。


共用施設の充実度

東京タワーを間近に臨む「パークコート麻布十番ザタワー」のゲストルーム

東京タワーを間近に臨む「パークコート麻布十番ザタワー」のゲストルーム

マンションならではの共用施設もスケールメリットのひとつに含まれる。石貼りのエントランスホールにEV付の建物は、一戸建てならよほどの豪邸でないと実現しないだろう。中庭や人工池、外観なども同様である。昔は、屋上にプールを設けた都心のマンションもあったよう。集まって住むメリットを楽しんでいたのだ。

共用施設と聞けば、即座にイメージするのは恐らく「集会室」ではないだろうか。規模に関わらず、たいていの建物に用意されている。これは管理組合で会議をするなど必然的な理由も大きいわけであるが、近頃のマンションは大型化の流れもあって、共用施設の種類が一気に増えた。

最も稼働率が高いとされる「ゲストルーム」。タワーマンションなら「スカイラウンジ」や「屋上デッキ」で眺めを共有できる。キッチンの付いた「パーティルーム」も人気がある。どんな施設を設置するかは、立地の特性、居住者の嗜好、総戸数、デベロッパーの考え、などが決定要因になろうか。

最近はとくにデベロッパーによって方針が大きく異っているようだが、都心の高級マンションもかなり差が生まれている。詳しくは次ページへ。