戸隠神社に祀られる神様たち
戸隠神社は、ひとつの神社ではなく、戸隠山に登る道に沿って点在する五つの神社の総称です。では、下から順にご案内しましょう。宝光社に向かう急な石段。体力が試されます
アメノウワハルノミコトが祀られています。この神様は、天岩戸を開く会議の中心となった智恵の神様、オモイカネノミコトのお子さんで、開拓、学問、技芸、裁縫の神・安産の神・婦女子の神・子供の神として知られています。
● 火之御子社(ひのみこしゃ)
岩戸の前でセクシーな踊りを披露したアメノウズメノミコトが祀られています。舞楽芸能の神、縁結びの神、火防の神です。
● 中社(ちゅうしゃ)
岩戸開きの会議で力を発揮したオモイカネノミコトが祀られています。五社の中ではもっとも規模が大きく、学業成就・商売繁盛・開運・家内安全などのご利益があります。
戸隠神社の中で一番規模が大きい中社
● 奥社(おくしゃ)と九頭龍社(くずりゅうしゃ)
奥社に向かう参道の中ほどにある随神門
戸隠はパワースポットと言われますが、ここがたぶん、戸隠の中でももっとも神様パワーが強いところでしょう。また、ここから見る戸隠山の眺めが最高!ただし、下では天気がよくても、戸隠山には雲がかかっていることも多く、見えたらラッキーの運試しとも言えます。
奥社の背後には、戸隠山が聳えています
九頭龍社は、奥社よりも前からここにあったと言われる地主神です。古来より水の神、雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神として信仰されています。