注目度急上昇中! メキシコのワイン
バハカリフォルニア州産、ラセットのワイン
南バハカリフォルニア州ワイン農園 ©メキシコ観光局/Pablo De Aguinaco
日本ではあまり知られていませんが、メキシコではバハカリフォルニア州、南バハカリフォルニア州を含む10以上の州でワインを生産しています。メキシコのワイン用ぶどうは、おもにカベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロー種、シャルドネ種を栽培。
1597年に設立されたメキシコ北部のコアウイラ州、パラス・ヴァレーのCasa Madero(カーサ・マデロ)は、南北アメリカ大陸で最も歴史のあるワイナリーと言われています。カーサ・マデロのワインは、インターナショナル・ワイン・チャレンジなど国際的なコンペで数々の賞を受賞してきました。
バハカリフォルニア州のワイナリー ©メキシコ観光局/Maria De Lourdes Alonso
また近年、ワイン通からも注目を集めているのが、メキシコ北部カリフォルニア半島に位置するバハカリフォルニア州エンセナーダ、グアダルーペ・ヴァレー産のワイン。35ものワイナリーがしのぎを削るこの土地で、有名なのは、老舗ワイナリーのL.A. Cetto(ラセット)や Bodegas de Santo Tomas(ボデガス・デ・サント・トーマス)です。エンセナーダ産のワインは、メキシコで最も高級とされています。ワイン産地ではワイナリーめぐりツアーもあり、人気を集めています。