料金システムは基本的に部屋単位
飛び込みの場合はフロントで値段交渉をしてみよう
ドミトリーなどを除いて、宿泊料金は基本的に部屋単位なので、ツインルームに一人で泊まっても二人で泊まっても払う料金は同じ。そして、一般的に部屋代のほかに、10~15%のサービスチャージが加算されます。サービスチャージの必要なホテルではレストランやバー、ビジネスセンターの利用時にも加算されることがほとんどです。また、地域やホテルによっては、都市建設税や政府税といった税金が付加されることも……。
予約なしの飛び込みで宿泊する場合、交渉次第でフロントに表示されている価格よりも安く泊まれることがあります。特に三つ星以下のホテルでは値下げ交渉に応じてくれる場合が少なくないので、試す価値はあります。
「オンシーズン、オフシーズン」
季節によって宿泊料が倍近くになることも
八達嶺長城の紅葉。一般的に中国のベストシーズンは秋
中国のホテルの宿泊料金は、シーズンごとに大きく変動します。基本的に4~10月がオンシーズンで、11~3月がオフシーズン。特に10月1日の国慶節は大型休で、しかも中国の各地のベストシーズンが秋なので、宿泊価格はピークに値上がりします。ただし、冬季のマリンリゾートとして有名な海南省などでは 10~2月がオンシーズン、3~9月がオフシーズンとなります。
中国ホテルでチップは不要。でも渡すとしたら相場はいくら?
すべてのサービスに対してチップは一切不要 (C)The Ritz-Carlton,Beijing
中国ではサービスに対してチップを渡す必要はありません。それはホテルも同じで、チップを渡さない代わりにサービスチャージを支払っているのです。チップを露骨に要求してくるような客室係(ほとんどいませんが……)に出会ったり、ガイドさんに「チップを渡してあげてください」と言われたりしても、嫌だと思えばあげる必要はありません。ただ、感謝の気持ちとして渡したいと思った場合には、十元札か二十元札一枚で十分です。
中国では旅行社や予約サイトを通じての予約が主流
賢い予約方法で憧れのホテルがぐっと身近に (C)THE OPPOSITE HOUSE
言葉に問題がなければ直接ホテルに電話やファックスで予約をすることも可能です。その場合は「名前」、「日時」、「部屋のタイプ」、「連絡先」、「メールアドレス」を伝えます。ただし、ホテルに直接予約をするよりも旅行社やインターネットの予約サイトを利用するほうが、ずっと便利で間違いも起きにくいですし、割引サービスなどで通常の宿泊料金よりもかなりリーズナブルに予約できることも少なくありません。日本の旅行社や日本語サイトならば言葉の心配もなくなります。インターネットで検索すればたくさんのサイトが発見できると思うので、比較検討してみてください。
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