外国人は中国の安宿に泊まれないってホント?
中国の安宿の内部。中国ビギナーはやはり渉外ホテルを選択するのがベスト
安宿のシャワーはトイレの脇にあることが多い
中国では、外国人が利用できるホテルは“渉外ホテル(渉外飯店)”と呼ばれ、それ以外の宿泊施設は基本的に宿泊できないことになっています。渉外ホテルは設備やサービスのレベルを査定して認定するものなので、「外国人が安宿に泊まれない」というのではなく、「多くの安宿が渉外ホテルと認められていない」ということなのです。
しかし近年、北京や上海などの大都市を中心にホテルの渉外規制はなくなりつつあり、以前は中国人だけに開放していた一般の旅館にも宿泊できるようになってきました。宿泊施設の選択肢が広がりつつあるのは非常に喜ばしいことですが、“いざ”という時のために、法律的に問題のない渉外ホテルを選択するのがベストです。
「男女同室宿泊の禁止」原則的には制限。でも現実は?
安宿はなにかと不便なことが……
また、婚前前の男女の宿泊を固く禁じ、外国人の少ない三つ星以下のホテルでは、身分証明書(外国人の場合はパスポート)はもちろん、中国人の場合は結婚証明書の提示を求めたり、別々の部屋をとっても片方が片方の部屋へ行くときはドアを開けたままにしなければならなかったりと細かく取り締まっていたのですが、最近は法を犯さなければ(※)、厳しくチェックされるようなこともなくなってきました。特に大都市の三つ星以上のホテルならば、心配する必要はまったくありません。
(※)女性が14歳未満の場合、または金銭的なやり取りがある場合は違法
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