イタリアで買いたいおすすめのお土産
旅行をするならお土産ショッピングはマスト!できればイタリアでしか買えないもの、本場ならではのものをお持ち帰りしたいですよね。会社のみんなや家族や友達、そして自分にも。イタリアのお土産にしたい人気や定番品やアイデアをご紹介します! <目次>
オリーブオイルや食材、チーズ……イタリアの味をお持ち帰り!
多くのイタリア食材が日本で買えるようになった昨今ですが、やっぱり本場の味を持ち帰れるなら、してみたい。持ち帰った食材を使って自宅で再現料理にチャレンジしたり、ホームパーティで披露したり。帰国後の楽しみ方も広がります。 食材店やスーパーマーケット、エノテカや市場などで見つかるご当地食材。比較的日持ちのする代表的な食材やお持ち帰り方法のコツをご紹介!おすすめのイタリア土産 1.本場のオリーブオイル
日本の食卓にも必需品となりつつあるオリーブオイルは、イタリア料理の味の決め手になる大切な調味料。こだわりの生産者が丁寧に造るエクストラ・ヴァージンオイルのクリアで濃厚な風味は、驚愕の美味しさです。 イタリア各地で栽培されるオリーブの品種はさまざまあり、単一品種、ブレンド、辛口、マイルド、フルーティなど風味のバリエーションも豊富。食材店やスーパーマーケット、エノテカで極上のご当地オイルが購入できます。特に年末頃から並び始める新油“ノヴェッロ”は要チェック。冬の旅行なら、ノヴェッロ購入のチャンスをお見逃しなく!
お持ち帰りのコツ
スーツケースに梱包する際は、瓶・缶入り共にまずはビニール袋に入れてから。キャップ付近から漏れる可能性もあります。ビニールカバー後、汚れてもOKなTシャツや衣類でしっかり包んでスーツケースの中に納めましょう。ガタガタ動かないようにするのがコツです。
おすすめのイタリア土産 2.イタリア産チーズ
イタリア全国で作られるチーズは、400種類以上。牛乳チーズはもちろん、羊、山羊、スパイスを加えたり、ブドウの葉で熟成させたり……多種多様な素材と方法で作るチーズを楽しむことができます。リコッタチーズやモッツァレッラチーズなど、フレッシュタイプやソフトタイプはお持ち帰りには向きませんが、パルミッジャーノ・レッジャーノや熟成したペコリーノチーズなどハードタイプは、比較的お持ち帰りが楽。贅沢に”塊”で購入してみては?
お持ち帰りのコツ
真空パックにしてもらい、スーツケースの空きスペースにぐいぐい収めればOK。多少崩れても粉チーズになるだけだから問題なしです(笑)。
参考:「真空パックにして!」はイタリア語でなんて言うの?
お買い物に便利なフレーズがいっぱい。
>>>お買い物のイタリア語
おすすめのイタリア土産 3.イタリア産ワイン
日本で多くのワインが手に入る時代ですが、品揃え豊富な現地のエノテカやワイナリーツアーでは、希少なワインに巡り合う機会もあります。日本未輸入やお気に入りを見つけたら、お持ち帰りにしてみましょう。 お持ち帰りのコツ専用のパッキングケースもありますが、衣類など柔らかいものでぐるぐる巻いて、スーツケースの隙間にしっかり収めればOK(絶対ではありませんので要注意)。特に、首の部分と底に負担や衝撃が加わらないにパッキングするのがコツです。
免税の範囲は、1本750mlの場合1人3本まで。4本目からは、課税対象。入国時に申請する必要があります。また、日本到着後はすぐに開栓せず、最低でも3週間から1ヶ月程度はゆっくりと休ませると風味が安定すると言われています。
参考:意外に気軽に行ける?!有名ワイナリー
>>>憧れのバローロ・バルバレスコのワイナリーを日帰りでめぐる人気ツアー
おすすめのイタリア土産 4.バルサミコ酢やコーヒーなどイタリア日常食材
そのほか、お持ち帰りしやすくイタリアらしい食材には、モデナのバルサミコ酢、乾燥フンギ・ポルチーニ、ドライトマト、トマトペースト、塩漬けアンチョビ、エスプレッソ用のコーヒー、リモンチェッロやグラッパなど。珍しい形のパスタも、スーツケースの重量に余裕があるならオススメです。参考:プレゼント先の相手がイタリア料理好きなら、喜ばれそうなものはスーパーマーケットに満載。旅行中、一度は足を運んでみてください。
>>>イタリアのスーパー探検!買い物方法&おすすめお土産
※要注意!生ハム・サラミはNG!
生ハムやサラミもイタリアの美味しいもの。ぜひとも持って帰りたいものですが……これにはちょっとご注意を。日本へ持ち込む場合は、輸出国(イタリア)政府機関発行の検査証明書が必要になります。検査証明証がないものは空港で没収されることも。無理なチャレンジはせず、サラミや生ハムはイタリアで十分に堪能して帰りましょう。
配れるお土産の定番はやっぱりお菓子?
みんなに配りたい! ばらまき用ならお菓子が無難ですね。定番人気のチョコレートはもちろん、伝統菓子はイタリア各地に存在します。おすすめのイタリア土産 5.チョコレート
イタリアの配り系お菓子としてよく知られるバーチは、中部イタリアのペルージャ発のチョコレート。銀紙に個別包装されています。北イタリア・トリノ発のジャンドゥイオットもお土産定番チョコ。どちらもイタリア各地、空港やスーパーマーケットでも見つかります。
参考:イタリアのチョコレートには実は長い歴史もあります。
>>>イタリアの有名&老舗チョコレート12選!お土産にもおすすめ
おすすめのイタリア土産 6.各地の伝統菓子
郷土色が色濃く残るイタリアには、各地に伝統菓子があります。マロングラッセ(ミラノ)やトロンチーニ(ピエモンテ)、カントゥッチ(フィレンツェ)、スフォリアテッラやパスティエラ・ナポレターナ(ナポリ)など。滞在先のお菓子屋さん(パスティッチェリア)を要チェック! 参考:クリスマスシーズンなら、パンドーロやパネットーネもおすすめ>>>イタリアのXmas菓子「パンドーロ」の食べ方
>>>シチリアのクリスマス菓子「ブッチェッラーティ」とは
>>>宇宙まで飛んだ! シチリア名店の極上パネットーネ
おすすめのイタリア土産 7.インスタントリゾット
かさばらず軽くておすすめなのが、クノールやスターなど有名メーカーのインスタントリゾット。「フンギ・ポルチーニ」「アッラ・ミラネーゼ」「トリュフ」など、いろんな種類が出ています。多種類を買ってお好きフレーバーを選んでもらうのも楽しい!参考:バラマキ系みやげはスーパーマーケットで調達!
>>>イタリアのスーパーで買えるお土産 ばらまき用にも
イタリア職人芸が光る! 本場の工芸品
イタリアは、言わずと知れた職人の国。マーブル紙を使った雑貨や一点ものの陶器など、職人の伝統技が光る雑貨や小物もイタリアらしいお土産でしょう! 本物の良さが香る逸品を、家族や恋人、友達……大切な人へのお土産に。また、自分の旅の記念にするのもオススメです。おすすめのイタリア土産 8.ベネチアンガラス
言わずと知れたベネチアの美しい伝統工芸品。花瓶やグラス、写真立てなど一生の宝物にしたい意匠もあれば、ビーズやアクセサリーなど日常使いできる雑貨もあります。新作からアンティークまで、作風や年代もさまざま、値段もさまざま。ベネチアに行くなら、工房に併設されたショップをめぐって、お気に入りの逸品を探すのも楽しい。ベネチア湾に浮かぶ本場中の本場、ムラーノ島にも見学や体験をさせてくれる工房があります。
おすすめのイタリア土産 9.皮革製品
皮革製品も、イタリアの工芸品としてよく知られるもののひとつ。その品質と職人技術の高さ、またイタリアンカラーとも言える美しい色が特徴です。特に、古くからなめし技術が伝わり発展してきたトスカーナ地方やフィレンツェが有名。伝統を受け継ぐ工房はもちろん、各地でカラフルな皮を使ったイタリアらしいお洒落な皮小物が見つかります。
おすすめのイタリア土産 10.陶器
中世時代にシチリアで生まれたマヨリカ焼き陶器。その技術がじょじょにイタリア全土に伝わり、イタリア各地で発展しました。 シチリア島のカルタジローネやパレルモ、サント・ステファノ・ディ・カマストラをはじめ、アマルフィ近郊のヴィエトリ・スル・マーレやウンブリア地方のオルヴィエートやトスカーナ地方のファエンツァ、リグリア地方のサヴォーナなど、各地に名産地があります。各地方の特徴に加え、工房や職人による作風もそれぞれに異なるマヨリカ陶器。華やかさと素朴さが同居したデザインの陶器は、普段使いできそうな食器や雑貨、置き物など、手頃な値段から見つかります。