乳酸キャベツダイエットの効果的なやり方と実践方法とは
キャベツでダイエット
また、キャベツを効果的に食べられると話題の「乳酸キャベツダイエット」のやり方や作り方、レシピ、食べ方などのポイントも紹介しています。
乳酸キャベツは腸内環境を刺激する
瓶詰のキャベツの漬物?ダイエットに効果的な乳酸キャベツとは?
キャベツに含まれる食物繊維と、キャベツを発酵させた植物性乳酸菌により、整腸作用が期待できるのが特徴。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌と比べると生きたまま腸まで届くなど整腸作用が非常に強く、日本人の腸内環境に適しているとも言われています。
また、腸内環境の良し悪しはダイエット結果にも大きく影響してくるので、「乳酸キャベツ」で腸内環境を健やかにすることは、ダイエットのために実践している日々の食生活や運動などの結果にも効果が現れやすいと言えるでしょう。
さらに、キャベツ(その他、海藻類など)には免疫向上に必要なBRMという体の免疫に密接に関係し、血液中の白血球の働きを高める成分が含まれているとのことですが、私たちの免疫細胞の約70%は腸の中で働いているため、「乳酸キャベツ」にすることで腸内環境が刺激され、さらに免疫向上効果も期待できると言われています。
乳酸キャベツの作り方
「すっぱいキャベツ」を意味するザワークラウトは、ドイツにおけるキャベツの漬物。また、それを使った料理も指す。
■用意するもの
キャベツ1個(約1kg)
天然塩 小さじ4
砂糖 小さじ1/2
■作り方
1.保存袋に千切りにしたキャベツを半分入れ、小さじ2の塩を加える
2.残りのキャベツを入れ、小さじ2の塩、砂糖を加える
3.キャベツがしんなりするまで、なじませるようによく揉み込む
4.重しをのせて3日~6日くらい常温で置き、発酵中に時々味見をし、発酵で酸味が出てきたら冷蔵庫に移す。
*発酵すると泡がプツプツ出てくるので、この泡が発酵している目安に。
5.煮沸消毒した保存瓶に移し替え、冷蔵庫に保存する
*約1ヶ月冷蔵保存可能
乳酸キャベツの植物性乳酸菌は熱に弱い
キムチや納豆と合わせても効果的
よって、「乳酸キャベツ」をおかずの付け合わせとしてそのまま食べるほか、飽きてしまったら、同じ植物性乳酸菌食品のキムチや納豆と合わせるのもオススメです。
「乳酸キャベツ」をダイエットに取り入れる場合、理想は1ヶ月、短くても2~3週間は続けてみましょう。
食べる量やタイミングは、「キャベツダイエット」の効果的な食べ方や分量やタイミングをご覧ください。
「キャベツダイエット」の効果的な食べ方や分量とは
キャベツダイエットで無理なく痩せられる!?
まずは、効果的な食べ方や分量やタイミングをチェックしましょう。
■キャベツ1/6個をざく切りに
キャベツダイエットとは、キャベツ1/6個(約200g)を5cm角のざく切りにし、1日3回食事の前に生のまま食べてください。
細かく切る&刻んでしまうと噛む回数が減ってしまうので、千切りよりも、ざく切りにし、よく噛んで食べることで脳の満腹中枢を刺激し、食事の時の食べ過ぎを防ぎましょう。
■キャベツは生のまま10分かけて食べる
キャベツは生のまま約10分間よく噛んで食べるのがポイント。ゆっくり食べることで満腹感が1~2時間ほど継続するといわれています。
■ノンオイルの調味料を使う
ざく切りしたキャベツにはノンオイルのドレッシングなどを使用しましょう。ノンオイルであれば様々な味付けを試してもOK。塩コショウ、しょうゆ、ニンニクじょうゆ、レモン汁、ポン酢などにトライし飽きないように工夫するのも◎。
■お腹がすいたら「おやつ」代わりにキャベツを食べる
3食以外でも、お腹がすいたらいつでもキャベツを食べてOK。キャベツなら、時間や量を気にせずに食べることが可能です。丸ごと1個食べたとしてもカロリーはたったの約230kcalなので、お腹がいっぱいになって満足感が大きいうえに、必要以上の栄養&エネルギーを摂らずに済むというメリットもあるのです。
つまり、キャベツダイエットとは、食事の前に生のままキャベツをたくさんかんでゆっくりと食べるだけ。あごを動かし何度もキャべツを噛むことで満腹中枢を刺激し、少量の食事で脳に満腹になったと脳をダマして勘違いさせることで、無理なく食べ過ぎを抑える効果があるということになります。
ほかにも、キャベツダイエットを行うことで
- よく噛む習慣が身に付く
- ストレスを感じない
(食事制限がない、キャベツをお腹いっぱい食べることができる) - リバウンドがない
(単品ダイエットではなく、食前にキャベツを食べるだけ)
キャベツダイエットが続けやすい&効果が出やすい理由
キャベツはコンビニでも手に入る身近な野菜
キャベツはスーパーはもちろんのこと、最近ではコンビニでも購入できる身近な野菜です。しかも、他の野菜と比べて安いのも特徴。キャベツダイエットは、1回で1/6個をざく切りにして食べるので、1個買えば2日間はもつ計算に。食べ応えもあるうえにお得なのです。
■噛む回数が増える!
重要なのは噛むことです。人参や大根も噛み応えがありますが、少量で満腹感を得るのは難しいもの。また、きゅうりやレタスでは、それほど噛む回数は増やせません。その点、キャベツは噛み応えが十分あり、少量で満腹感が得られるのです。
■他の食材との相性も抜群!
キャベツはサラダにもよく使われますし、おかずの付け合せとしても登場する大変使いやすい食材キャベツを食べる際、レタスやトマトといった野菜と一緒に食べれば飽きることもなく、美味しく頂けます。
キャベツに含まれる美容効能&ダイエット効果
歯ごたえのあるキャベツ
■ビタミンC
キャベツ4枚弱で1日に必要なビタミンCを摂取できます。そんなキャベツを食事毎に摂れば、シミやそばかすを体の内側から防いでくれると同時に、コラーゲンの生成を助けて美肌を作る効果も発揮します。また、ビタミンCにはイライラを緩和する効果もあるので、ストレスの軽減にも役立ちます。
■ビタミンK
ビタミンKには骨を丈夫にする働きがあるため、骨粗しょう症の予防に◎。過激なダイエットを繰り返し行うと、特に女性は骨粗しょう症になる恐れがあるので、キャベツダイエットは骨粗しょう症の予防にもオススメです。
■カリウム
カリウムは筋肉のエネルギー代謝を助ける働きがあるので、ダイエット効率をよりアップする効果が期待できます。
■食物繊維
豊富な食物繊維により、便秘解消に一役かってくれます。また、キャベツは不溶性食物繊維も含まれているので、お腹の中にしばらく居続け、満腹感をキープする役目も果たします。
■カルシウム
骨や歯をつくる栄養素
としての働きだけでなく、ダイエット時のイライラ解消にも役立ちます。
■ビタミンU
ビタミンUはキャベジンともよばれています。アミノ酸の一種で、胃腸薬の成分にもなっていることから、胃腸の粘膜組織を強くしたり、弱った粘膜を作り直す働きが期待できます。さらには、肝臓の働きを活性化する効果、蓄積された余分な脂肪を減らす効果もあるといわれています。
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