注目する環境関連ファンドはコレ!
環境ファンドの中から、運用期間3年以上、運用成績が相対的に優秀、信託期限が無期限、という基準で選んだファンドをご紹介しましょう(純資産、騰落率は2012年2月末時点)。■ラッセル 世界環境テクノロジー・ファンド
「クリーンエネルギーとエネルギー効率」、「水関連技術と環境汚染処理」、「廃棄物処理と環境マネジメント」という3つのテーマで、持続可能な成長に欠かせない環境技術に注目。成長が期待される世界の環境関連企業に投資します。純資産は85億円、過去3年の騰落率プラス54%。MSCIコクサイ(除く日本、円ベース)の43%(住信アセット計算)を上回る成績となっています。
■エコ・オープン(配当利回り重視型))
環境問題へ積極的に取り組む日本企業のうち、株価の割安度分析と配当利回りの高さで銘柄を選別して投資します。純資産額は5億円弱と小さいですが、過去3年の運用実績はTOPIXが10%なのに対し、33%と健闘。楽天証券など手数料無料で購入できる窓口もあります。R&Iファンド大賞2010の投資信託総合部門で国内株式総合「優秀賞」を受賞。
■HSBC 世界資源エネルギーオープン
「資源の精錬加工、エネルギー省エネ技術」、「クリーン・再生エネルギー」、「電力や水処理など公益事業」、「農産物生産や肥料・農薬製造」と4つの分野に関連する世界の企業の株式に投資。純資産107億円、過去3年の運用成績は46.5%です。年1回決算型という点も資産形成向き。
■自然環境保護ファンド (尾瀬紀行)
積極的にCSR(企業の社会責任)に取り組む国内企業の株式と、比較的高金利の期待できる高格付資源国の公社債に50%ずつ投資するバランス型ファンド。信託報酬の一部は財団法人尾瀬保護財団に寄付され、尾瀬地区の自然保護に貢献します。純資産26億円、過去3年間の運用実績は24%。債券を組み入れる分、リスクが抑えらています。
■ニッセイ 環境先進国債券ファンド(愛称 : エコインカム)
信用力、金利水準、環境問題への対応状況等をもとに投資国を選定し、各国のソブリン債券に分散投資するファンド。相対的に金利水準の高い国を選び、定期的に投資国の見直しを行うことで好利回りをめざします。純資産5億円弱、過去3年の運用成績は9%。債券のみで安定的な運用となっています。
この他にも、多くの環境関連ファンドが発売されています。
応援したいテーマ、企業は様々でしょう。自分に合った環境ファンドとともに地球の環境問題に取り組んでみませんか?
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