セカンドライフを楽しむために地道な努力がかかせない

運用はライフサイクルに合わせた資産配分調整が必要

資産運用は、リタイアが近づくにつれ少しずつリスクを下げて安定運用に切り替えていくのが基本。自分でライフサイクルに合わせ、株や外貨建資産といったリスク資産の割合を徐々に絞っていく作業が必要になります。

そんなメンテナンスを自分で行わなくても、自動的にリスクを下げていってくれる投資信託が存在します。それが「ターゲットイヤーファンド」と呼ばれるタイプ。投資初心者にも便利なため、確定拠出年金(401k)の商品ラインナップによく採用されています。

アメリカで拡大中のターゲットイヤーファンド

ターゲットイヤーファンドとは、あらかじめ目標とする年(ターゲットイヤー)が定められ、その目標年に向けて株式や債券の運用比率が徐々に変化していくよう設計されたバランス型ファンドのこと。時間をかけて積極的な運用から安定的な運用に移行してくれるので、年齢やリスク許容度の変化に合わせた運用が自動的に行えます(詳しくはターゲットイヤーファンドで作る自分年金も参照下さい)。

ターゲットイヤーファンドは、すでに運用先進国のアメリカでは401kの主力商品として広く普及。2010年には残高が3,000億ドルを超え、今も拡大傾向にあります。

日本においてはまだ存在感が薄いのですが、今後はニーズが高まっていくことも期待できそうです。そこで、401K加入者でなくても個人で購入できる主なターゲットイヤーファンドを、次のページでご紹介しましょう。