車を持つと自動車取得税や自動車重量税もかかる

自動車にかかわる税金としては、自動車税以外にも、自動車取得税と自動車重量税があります。

●自動車取得税

自動車の取得価額に応じて、次の税率が課せられます。ただし、低公害車等で新車だと非課税になるなど、特例措置もあります。
  • 自動車の場合:原則3%
  • 営業用自動車・軽自動車:原則2%
なお、消費税率が10%にアップする予定の平成31年(2019年)10月には、自動車取得税が自動車税について環境性能割という新たな税制が導入される予定です。

●自動車重量税
自動車重量税とは、自動車の重量等に応じて課税される税金です。車を新規で買ったとき、および車検の際に、車検の有効期間分を先払いします。

例えば、新規で乗用車を購入した場合、次の車検までの有効期間が3年間なので、3年分の自動車重量税を納付します。その次の車検からは、有効期間が2年間になるので、2年分の重量税を納付します。

古い車の自動車重量税は平成28年4月以降さらにアップ

税制改正により、自動車重量税の額については、平成27年度燃費基準に加えて、平成32年度燃費基準という新たな基準も設けられています。より環境負荷に対する基準が厳しくなり、かつ、減免割合も細分化されているわけです。

一方、エコカー減税の対象車でなければ、免税適用や減免適用がなくなるなど、自動車重量税の軽減はされません。

●新規登録の際の自動車重量税
新車新規登録の際に払う自動車重量税は、図1のように決まります。エコカー減税対象者に該当するかしないか、エコカー減税の中でもどの条件に該当するか等で細かく分かれています。
図1:新規登録時の自動車重量税の軽減・重課をまとめたフローチャート。画像は国土交通省ウェブサイトより

図1:新規登録時の自動車重量税の軽減・重課をまとめたフローチャート。画像は国土交通省ウェブサイトより

また、新規登録時に支払う自動車重量税の早見表は図2のとおりです。
図2:新規登録時に支払う自動車重量税の早見表(乗用車、2年自家用)。画像は国土交通省ウェブサイトより

図2:新規登録時に支払う自動車重量税の早見表(乗用車、2年自家用)。画像は国土交通省ウェブサイトより


●車検(継続検査)時の自動車重量税
車検時に払うことになる自動車重量税は、図3のように決まります。エコカー減税対象者に該当するかしないか、初回登録時から13年未満か13年経過したか等で細かく分かれています。
図1:継続検査時の自動車重量税の軽減・重課をまとめたフローチャート。画像は国土交通省ウェブサイトより

図3:継続検査時の自動車重量税の軽減・重課をまとめたフローチャート。画像は国土交通省ウェブサイトより

また、車検時の自動車重量税の早見表は図4のとおり。平成28年4月以降の車検からは、初回登録時から13年経過した車の重課がさらにアップします。
車検の際に支払う自動車重量税の早見表(乗用車、2年自家用)。画像は国土交通省ウェブサイトより

図4:車検の際に支払う自動車重量税の早見表(乗用車、2年自家用)。画像は国土交通省ウェブサイトより


環境にかかる負荷の大きい自動車に対しては重課、環境にかかる負荷の小さい自動車に対しては軽減、というのが「自動車税のグリーン化」の趣旨です。そのため、自動車取得税については影響はありませんが、自動車税と自動車重量税は割り増しの対象となるのです。

なお、総じて自動車取得税、自動車重量税、自動車税が減免される燃費基準はより厳格化され、減免割合は縮小傾向にあります。

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