老後資金づくりは先送りするほどリスクが大きくなる


人生の三大支出
逆算して早く準備に取りかかると老後資金もしっかり準備できる
世間一般では老後に必要な蓄えは5,000万円とも6,000万円とも言われていますが、実際には皆さんそれぞれで異なります。

年金収入がいくらあるのか?何歳まで働くのか?どんなセカンドライフを過ごしたいのか?など、一人ひとり違います。


<例えば、老後資金として5,000万円を蓄えたい場合>
※60歳定年で退職金2,000万円が見込めるとして計算

●50歳で貯蓄ゼロの夫婦の場合

残り10年間で足りない3,000万円を準備しなければなりません。年間300万円の蓄えが必要な計算となります。毎月にすると25万円の貯蓄が必要です。

率直なところこの貯蓄水準を10年間続けるのは困難な場合の方が多いです。こうなると将来のことをあきらめるか、とりあえず準備できるだけしておく、あるいはイチかバチかの運まかせの投機で何とかしようということにもなりかねません。リスクも高まります。

●40歳で貯蓄ゼロの夫婦の場合

定年までの期間が20年あります。3,000万円÷20年間で毎年の貯蓄必要額は150万円。毎月にすると125,000円の蓄えが必要です。

子どもの教育費負担が重たく、住宅ローン負担も重なる時期ですので、12万円を超える貯蓄をするには、家計管理などにかなりの工夫が必要です。

●30歳で貯蓄ゼロの夫婦の場合

定年までの期間が30年あります。3,000万円÷30年間で毎年の貯蓄必要額は100万円。毎月5万円の貯蓄と、年2回のボーナスでそれぞれ20万円ずつの貯蓄ができれば準備できることとなります。

いずれも金利ゼロで計算しましたが、準備期間が30年間の場合で「時間」と「利回」を味方につければさらにラクになります。3%の利回りでも年間の60万円(毎月5万円もしくは毎月3万円とボーナス時12万円などの積立)で、約3,000万円になります。

早く準備にとりかかると年間の貯蓄額もあまりムリをせずにすみますね。今の生活も大切ですが、将来のことも同時に考えて準備していくことで、人生全体のマネーバランスがとりやすくなります。

皆さんは老後資金の準備、やっていますか?




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