老後資金
豊かな後半の人生を過ごすための準備を今から始めたい
30~40代で家庭を守りながら生活をしていると、目先の日々の生活や子どもの教育費・住宅ローンの支払いのやりくりで精一杯。

そしてついつい先送りしているのが、パパとママの老後資金づくり。子どもが自立した頃からでもゆっくり始めればいいのでは?と考えがちですが、準備の着手を先送りすればするほど厳しくなっていきます。

【Contents】
■30~40代の老後は資金ショート(1ページ目)
■最優先すべきは老後資金準備(2ページ目)
■老後資金づくりは先送りするほどリスクが大きくなる(3ページ目)

30~40代の老後は資金ショート


ファイナンシャル・プランナーとして、これまで多くの方の生涯にわたるライフプランとマネープランの現状を分析してきました。

特に30~40代のサラリーマン家庭で、家計管理や貯蓄計画を立てて実行に取り組んでいない場合は、将来がかなりシビアなものになります。

働いて給料を得ている間は、やりくりもできてそれなりに蓄えもできます。そのために気づくのが遅くなりがちですが、多くの場合、65~75歳前後で人生を支える資金がショートを起こしてしまう顕著な傾向があらわれてきます。

ここで言う「資金ショート」の意味は、蓄えが尽きてマイナスに転じてしまうことを意味します。老後の毎年の家計収支が赤字になり、その赤字分の穴埋めに退職金や貯蓄を取り崩していくため、ついに蓄えが底を尽きてしまうという状況です。

なお、老後になって家計収支が赤字になると、ほとんどの場合、一貫して毎年の赤字基調が続き、その回復は困難です。

引き続き現役時代と同じ生活を維持しようとするなら、老後も継続的に収入を得る仕組みを作っておくか、どこからかお金を借り続けるか、逆に入ってくる年金収入の中で、かなりのガマンをしながら暮らしていくしかありません。

最優先すべきは老後資金準備 次のページへ