親子ローンで資金計画も二世帯一緒!?
おばあちゃんと今日は公園に行ったよ! |
■「親子リレーローン」
親が借り入れて、子どもは連帯債務者となり、債務を引き継ぐローン。親が完済する年齢の制限がなくなり、ローンを引き継いだ子どもも80歳までに完済すれば良いので、親の年齢が上の場合によく利用される。
■「親子ペアローン」
親子で同時に(別口で)借り入れるローン。住宅ローン控除やその他の税制優遇措置(固定資産税や不動産取得税の軽減など)も、親子がそれぞれ受けられる。
●中央三井信託銀行 二世帯住宅応援ローン「親想い」
■ご利用は計画的に!
親子で借りられるローンは、二世帯分で収入合算をしたり、子どもの年齢で返済期間を設定できるので、個別に住宅ローンを組むよりも多く借りられることが出来ます。それはそれで便利なのですが、親子それぞれ、本当に無理なく返せる金額なのか、しっかりシミュレーションをしましょう。
例えば、住宅ローンの団体信用生命保険は、保障期間が80歳までの場合が多いので、親が80歳を過ぎて返済途中で亡くなってしまった場合は、子どもが返済を引き継がなくてはなりません。通常の住宅ローン以上に、慎重に検討することをお勧めします。
*この他、今ある家を取り壊す費用や建て替え中に仮住まいをする場合の費用なども、別途かかります。
親しき仲にも名義あり!
子どもたちが近くにいると楽しいわね |
※ガイド平野が作成 |
また、同居する子どもの他に兄弟がいる場合などは、将来相続が発生した時に遺産分割やローンの支払いなどで、トラブルになることが多いようです。事前に親兄弟でよく話し合って、必要であればその他の不動産や金融資産の分配などについても取り決めておくといいでしょう。
*税金に関する詳細については、税理士や最寄の税務署に相談して、必ず確認をしてください。
(関連コラム)・そもそも「共有名義」って何?
・連帯保証と連帯債務の違い
住まいにかかる費用や家事・育児・介護といった生活面でのサポートといった目に見えるメリットだけでなく、心の支えや生きがい、いざという時の安心感など目に見えないメリットも大きい二世帯同居・近居。共働き夫婦の増加に伴って、今後ますます増えそうですね!
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