理想の子どもの人数と現実の人数にはギャップがある!? |
【記事のインデックス】
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持ちたい子どもの人数の理想と現実のギャップ
こども未来財団調査「子育てに関する意識」で、子どものいない既婚層に「持ちたい子どもの人数」について「理想的に持ちたい数」と「現実的に持ちたい数」について調査をしました。理想的な子どもの人数を2人以上と回答した人が約8割であるのに対し、現実的に持ちたい子どもの人数を2人以上と回答した人は4割強に減り、子どもは持たないつもりと回答した人は、2割5分に達しました。理想的に持ちたい子どもの人数と現実的に持ちたい子どもの人数に大きなギャップがあることがわかりました。以前、「2人がDINKSでいるワケは?」という記事の中で、理想の子どもの数を持たない理由として、「子育てや教育費にお金がかかりすぎるから」と回答した人が約8割で、他の理由を大きく引き離してダントツの1位でした。
※こども未来財団調査「子育てに関する意識」より、ガイド平野が作成 |
もちろん共働きの場合でも「お金」という側面も同様にあると思いますが、その他に、主に妻側の理由として、「育児と仕事の両立が大変」「心理的・体力的に大変だ」「子育てをする環境が整っていない」「夫婦の時間を大切にしたい」など、さまざまな理由が挙げられると思います。