マンションに投資をするにあたって、「ローンを借りる予定だ」という人は少なくないでしょう。最近のマンション投資ブームとそれに追随する金融機関のバックアップのためか、ローンを借りてマンションに投資するケースが多く見られます。一方で、「マンション投資をするためにローンを借りる」と聞くと、「え? お金を借りてまで? 大丈夫なの?」と思う人もいるようです。「ローン」と聞いて心配になるのは、もっともなことかもしれません。ローンを借りるにあたってのメリット・デメリットを整理してみましょう。

ローンを借りるメリット

ローンを借りることによって得られる一般的なメリットは、「本来なら、お金がないと買えないはずのものが、すぐにでも手に入る」ことです。「お金を貯めてから買う」という考え方は正しいし、そうするべき場合が多いもの事実です。しかし、住宅などの高額なものを買う場合には、ローンを上手に利用することで、私たちは比較的早い時期に夢を実現することが可能になります。

それでは、マンションに投資をする際にローンを借りるメリットは何でしょうか? ひとつは、ローンを借りる際に団体信用生命保険に加入するため、いざというときに「収益を生むマンションを家族に残すことができる」ということです。そのほかに、「投資したお金に対するレバレッジ効果を期待できる」といったメリットもあげられるでしょう。

■団体信用生命保険に加入すると何がいいの?
団体信用生命保険に加入すると、もしものときにも家族に財産をのこすことが可能
団体信用生命保険に加入すると、もしものときにも家族に財産をのこすことが可能となる
マンション投資をするにあたってローンを借りると、団体信用生命保険に加入するのが一般的です。この保険は、ローン返済中に債務者(お金を借りている人)に万が一のことがあった場合、保険金がおりてローンが清算される(ゼロになる)というもの。その結果、残された家族はマンションをそっくり手に入れることができます。ローン返済がなくなった分、収入も増えますから、一家の大黒柱を失った場合などは、生活費の助けにもなるでしょう。

■レバレッジ効果を期待できる
レバレッジ効果とは、自己資金に借入金を組み合わせることで、自己資金の収益率が上がることをいいます。効果を得るためには、投資用マンション自体の利回りよりも低い金利でローンを借りる必要があります。簡単にいうと、「低い金利でお金を借りて、それをもっと金利の高いものへ投資をしたらその差が収益になる」ということです。

レバレッジを効かせようと思うと、借入れが多いほどその効果を得られます。その反面で、借入れに頼れば頼るほど金利上昇などのリスクを抱え込むことにもなりますから、バランスには要注意です。

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