壁に固定する、パーテーションに組み込む

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日立Wooo液晶テレビを壁掛けしたイメージ。こうするためには、当然、壁裏の補強とCD管の貫通、電源の配置などの下準備が必要だ

薄型テレビを壁掛け設置をする場合、チューナーにレコーダーやアンテナコードを接続すれば、テレビ本体に電源コードとHDMI(チューナーとのインターフェースに使う)だけをつなげばいい分離型がベターです。接続機器が増えた時に壁裏を再貫通させずに済むからです。

しかし、エコポイント大乱売でセパレート型はほとんど姿を消しました。需要とソリューションの自由度が反比例するというのも困った話です。現在、セパレート型を探すと、東芝セルレグザの第二世代46XE2があります。ディスプレイ部の奥行き29mmと薄型設計、本体とチューナー(HDD内蔵)間はHDMI一本で接続するだけですので、壁掛け設置には最高の製品といえるでしょう。やや高値ですが。

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そうはいっても、殆どの薄型テレビに専用の壁掛け用金具が用意されています。若干の不便を顧みなければ、サイズを問わずテレビはすべて壁掛けできるのです。

壁掛けにあたって注意したいのは、液晶方式、特に大画面の主流であるVA型液晶は水平視野角にやや制限があります。大家族の場合、ソファの端に座った人が見づらくないか、購入候補が決まったら、販売店店頭でシミュレーションしてください。一度固定したらなかなか動かせません。一日の日照にも注意しましょう。

あえて一台を選ぶなら、パナソニックの「TH-P50VT3」をお勧めします。プラズマ方式で水平視野角が広いことも壁掛け設置に有利です。従来より明るくなっているので、設置場所も神経質にならなくてもOK。リビングのスペース、壁面が広ければさらに大きい54V、65V型を選ぶ手もあります。
最新のビエラを壁掛け設置したソリューション例

最新のビエラを壁掛け設置したソリューション例




大型ボード内に置く

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カリモク家具の大型リビングボード・ディエーレの例

壁面一杯にインテリアボードを置いて、その中央に置いたり、背面板に固定する方法です。配線への配慮がされているので、壁に掛けたようなスッキリした美観になります。高価で場所を占有すること、より大型の画面に買い替えたくなった時に不便です。


天吊り設置する

超薄型になり画面の厚味が減っただけでなく、重量も軽くなりました。誰もが考えるのが、天井から吊るすこと。20V程度の小型画面用に天吊り専用金具を用意しているメーカーはありますので、中小画面との組み合わせで「おそばやさん」気分もいいかもしれません。


誰でも考えるのが、絵画を吊るすピクチャーレールを使い、薄型テレビを壁に沿って天井から吊るせないか、ということ。いまだ製品化されていません。その理由は、地震の多い日本では、家が揺れたときに吊り下げられたテレビが前後に動いて、壁に打ち付けられ故障の原因になるからです。

これを防止するためには荷重は天井が支えても、何らかの方法でテレビを壁面に固定しなければなりません。それならば壁掛けと同じです。

あくまで「自己責任」の範囲ですが、比較的軽量の超薄型の中型画面なら、ワイヤで壁から離れないように仮固定することも出来そうです。研究の余地はあるでしょう。




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